鳩間、西表島紀行
沖縄県の西表島、鳩間島へ駆け足で行ってきた。鳩間島に1泊、西表島では上原と船浮の民宿にそれぞれ1泊した。地図で見れば良く分かるのだが、日本の西の果ての果て、かなり僻地だ。もっと西に与那国島があるのだが、与那国には飛行場が有る。飛行機では行けない、時間をかけて船で行くしかない西表が感覚的には最果てに感じる。
東京から飛行機で2時間(1600km)で那覇、
そこから飛行機で1時間(400km)で石垣島。
石垣空港からバスで30分で離島桟橋。
桟橋から連絡船で1時間で西表島大原港。
大原港からバスで1時間で上原港。
上原港から船(定期船はずっと欠航していた)で20分で鳩間島に到着。
現在も人が定住する最果ての集落「船浮」へは、上原港からさらにバスで30分の白浜港からさらに船に乗らなくてはいけない。
船浮も西表島にあるのだが他の集落との間に道路は通っていないため、船でしかいけない。文字通りの「陸の孤島」。
1月とはいえ沖縄。海に入ることが出来るだろうと水着やシュノーケルグッズを持っていったのだが、残念ながら無理だった。この季節は地元の人はまず泳がないということだった。さらに旅行中の4日間はずっと芳しくない天気。雨は降らなかったが太陽が姿をみせることもほとんど無かった。
波も高く鳩間島への定期船はずっと欠航。往路は郵便船に便乗させてもらい、復路は島の人の船をチャーターした。往路は波も高く、たった15分間なのだが楽しい航海。
鳩間島は人口50人なのだが立派な小中学校が有る。生徒数よりも多い教員。この小学校と島を舞台にしたドラマ「瑠璃の島」で島は脚光を浴びた。小学校が廃止にならないように都会から里子を受け入れる島民。「瑠璃の島」「光の海」などのモデルとなった人達。食事の際は自然と人が集まる。たった1泊しかしていないので濃い人間関係に入ることは出来なかったのだが...ここは滞在したら面白いこと、新しい発見が有るだろう。
島には観光名所の類は無い。島一周は歩いて1時間。何も無いのが良い。矛盾しているようだが何日でもいられるような気がする。
鳩間島と同じくらい又はもっと僻地の「船浮」は、鳩間島で同宿になったW君から聞いた。鳩間に来る前日に船浮の民宿に泊まり、宿の親父に気に入られ泡盛を何時間も酌み交わしたという。残念ながら僕はそんなに気に入られることも無く(?)、島の静かな夜を過ごしたのだが、本当に静かな、本物の暗闇の中、波の音だけを聞きながら寝た一日は非常に心が落ち着いた。夜だけでなく昼寝もしたからだが...
船浮はガイドブックにもほとんど載っていないようなので、時間が出来たら何か文章を書かなくてはならないと思う。近い将来この集落は本当に「消える」危険性が有るから...
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