9-8-8 鹿児島県の最近のブログ記事
午前の便で鹿児島空港。さらにバスで1時間、昼過ぎに川内駅到着。
2ヶ月ぶりに自転車と再会...鍵を間違えて持ってきたことに気付く。
柱にくくり付けてあるので自転車を動かすことができず、自転車屋に来てもらう。切断+出張費1000円。ついでに店まで行き、2ヶ月間のサビを落とし、空気を入れてもらい出発。
駅前にふらっと入った食堂で昼食。
刺身盛り合わせと、鯛の塩焼き1匹、貝汁の定食で750円。
海に近い田舎は良い。

自転車道が整備されており快適。田圃の中や、松林をぐんぐん進む自転車道を走っている時、この自転車道もしや廃線跡では、と気付く。ジャイアンの家のような小さな雑貨屋で「しろくま」を買った時に聞いてみると予想通り「南薩鉄道」の跡だという。
その後は走るのが楽しくなるが、出発が遅かったため1日目の走行距離60kmほど。天気は曇りがちで暑くは無く、自転車にはありがたかった。
吹上温泉にて泊。何年も昔にドライブに吹上浜に来た時は、海に近いバンガローだったが、今回は山間の温泉宿。
元は湯治する人が多かったようで、宿では食事をだしていないということで、素泊まり。
3800円で新築の6畳間が2部屋。贅沢。清潔で問題無し。
西郷隆盛も維新後にここに来て、4ヶ月滞在したという。なんてのどかな時代だ。現代の大臣が冬の間ずっと温泉で仕事したら、思いっきり非難されるだろう・・・
近くのスーパーで買って来た食材で夕食。鶏は刺身やたたきが一般的のようでいろんな部位が売っている。面白くて買いすぎた。鶏の刺身、きびなごの刺身、さつまあげを肴に、焼酎。
温泉の後に酒で、疲れていることも有り早く眠る。9月28日(日)
大雨。朝10時過ぎまで温泉で休むが、雨が止む気配なし。
合羽を買って、自転車旅を再開すると、しばらくして雨は上がった。
吹上浜は人影全く無し。
加世田から坊津を目指すことにして山越え。標高500m以上まで上る。信じられんつらさ。坊津を経由せずに国道を枕崎に抜けることも出来たが、ここまで来て坊津に行かねば後悔しただろう。
坊津は何も無かった...日本三津として栄えた湊の面影はじっくり探さないと気付かない。
中国からたどり着いた鑑真はどう思ったのだろうか。
疲れ果てて道端でおにぎりを食べていると、おばあさん話しかけてくる。日本語とは思えないほど言葉が違い、全く理解できない。アクセントは日本の田舎のまさしくそれなのだが。単語からして違う。こっちが言う事は理解出来るようで、話した内容に言葉を返してくれるのだが、それも何を言っているのかが分からない...
その後も数十mの高さの坂を何個も越え、枕崎に17時着。下り坂は一瞬だった。
目標の指宿まではたどり着けず。適当な大きさの駅(自転車置き場が有る駅)を探して数時間。開聞駅に到着したのは20時。真っ暗だった。
この旅で千葉を出てから初めて、(頭につける)ヘッドライトを使用。それくらい真っ暗で。道を踏み外して南シナ海の藻屑となるわけには行かないので。
自転車を柱に括り付けていると、駅のベンチに小さなバックパックが置いてあることに気付く。開聞駅は無人、ホームが一面あるだけの小さな駅。不思議に思い眺めていると、暗闇の中から男の人が姿を現した。
あわてて会釈をすると、相手の方から話しかけてきてくれた。
北海道から徒歩で日本縦断してきて2ヶ月、前日に九州最南端の佐多岬にたどり着き、今日はとりあえず開聞岳に登ろうと来てみたが夜になったので、今日はこの駅のホームで寝るという。
あまりにも唐突な話に驚きつつも、こっちもまぁ良く似た事をしている身分。
列車が来るまでの1時間、旅話をして時間を過ごす。
向こうは、僕が週末に飛行機に乗ってやって来ていることに驚いていたが...
いや、あなたには負けます。
ここに書くには少し憚れる、なかなかの変人ぶり。
こういう出会いが有るので旅は止められない。
9月29日(月)
深夜12時過ぎ、鹿児島に到着。ネットカフェで過ごし、朝のフライトで東京に戻る。
いつものことだが、何事も無かったように月曜日の仕事は始まる。
週末に予定が入っていない場合は自転車に乗りに行くようにはしているのだが、九州にまで進むと、行程を合わせたりするのもなかなか難しい。
先週の3連休、九州に放置したままの自転車に久しぶりに乗りに行く。
今回は佐賀県の有田から島原、天草を経て鹿児島県に入ることが出来た。今回も風光明媚な箇所多く、食事も良かった。千葉を出発してから実走行距離も2000km(今回の走行は230km)を越えて、調子が出てきた感有り。
日焼止めを頻繁に塗るが、汗ですぐ流れる。3日で顔腕足は真っ黒に。熱中症/日射病が心配。夏はきつい。
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【7月18日/金】
夜の便で成田から福岡へ。博多駅前のネットカフェ泊。カプセルホテルより安いが席の争奪戦激しい。今回は個室を確保。
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【7月19日/土】
有田(佐賀県)~早岐(長崎県)~大村~諫早~島原
有田駅駐輪場。前回から2ヶ月間撤去されずにそのまま。空気が完全に抜けている。早朝の田舎町を自転車屋探し彷徨う。チェーンが錆び付いていてどうしようか迷うが、走っているうちにいつの間にか錆が落ちる。数十kmにわたってこすり続けるのだから当然か。
早岐で朝食にちゃんぽん。大村湾沿いに風景楽しみながら南下するも、高低差多く苦労する。島原半島は東岸を諫早湾沿いに走行。
島原の街中の温泉宿に宿泊。古い旅館でお世辞にもきれいとは言えないが、安くて食事が良い。自転車旅の中で最も豪華な夕食。ふぐに蟹に...ボリュームたっぷり。おこぜの活け造り、骨だけになってもまだ皿の上で飛び跳ねてる!部屋食を良いことに延々と食べ続ける。
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【7月20日/日】島原(長崎県)~加津佐-(船)-鬼池(熊本県)-下田温泉
前回の島原旅行で観れなかった災害記念館を見学。
原城は前回訪問したので通過、加津佐からは船に乗り、天草の鬼池港へ。
鬼池からは天草西岸を下田温泉まで。距離は多いが眺めの良いルートをとる。宿は前回訪れた時とは違う温泉民宿。またも豪華な夕食。焼酎につぶれる。
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【7月21日/月祝】 下田(熊本県)~牛深~長島(鹿児島県)~阿久根~川内
東シナ海を横手に高浜まで山道。高低さ大きく苦労する。
大江、崎津の静かな漁村、日本史に与えた大きな影響を偲ぶ。前回訪ねた大江天主堂は今回は寄らず、崎津の天草コレジョへ。小さな資料館だが展示物(グーテンベルグ活版印刷機、天草本など)良い。学芸員が丁寧に解説する。天正使節団のビデオ、普通の人にとっては何と言うことも無い物かも知れないが、自分にとってはあの旅を思い出し感慨深い。中浦ジュリアンが処刑される時に言った最後の言葉「私はローマを見た」に感動する。(江戸時代初期に九州の寒村の一少年が数年かけてヨーロッパに出向き、ローマ法王に謁見しているというすごさ!村から出ることすら滅多に無い他の人に、そのすごさが伝えられるだろうか??)
牛深でフェリーの待ち時間に昼食「シイラの照焼き丼」。牛深よりフェリーで鹿児島県の長島に。想像以上に大きな島で、また延々と坂道が続き苦労する。「しろくま」を何個食べただろうか...これだけ走っているのに痩せないのはこれが原因か。
長島より黒之瀬戸大橋を渡り阿久根に。橋の長さは500m、高さは数十m有る。怖い。手すりを持つ手が震え、壁に張り付いて歩いたせいで足に擦り傷、皮がめくれる。帰宅後、この瀬戸は日本三大急潮の一つだということを知る。やはり。
阿久根駅付近で旅を終えるつもりだったが欲をだして(おれんじ鉄道の運賃が高かったこともある)、川内まで、夜道を進む。川内駅前のビジネスホテル(温泉)にて旅を終える。
夕食はスーパーで「鳥の刺身、たたき5種盛」を買い、部屋で食べる。
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【7月22日】
朝の便で鹿児島空港から羽田へ戻る。そのまま仕事。
