938ロシア地誌の最近のブログ記事

零下20℃でアイスクリーム
森千草
1995年4月10日
フジテレビ出版
「コースチャから北方領土へ」
~ひらかれるソビエト極東と北海道~
NHK札幌放送局 日ソプロジェクト編
平成3年3月20日 株式会社NHK北海道ビジョン

*ロボット相撲に挑戦する
*アジアのおかまたち
*インドネシア暴動に参加する
*カンボジア総選挙取材
*サハリンに行ってみる *ホモと半身ファンの人生相談


「できるかなリターンズ」 西原理恵子
2000年4月20日 扶桑社
<.td>シベリア漂流―玉井喜作の生涯
新潮社
1998/11

シベリアを横断した人の本は何冊も読んでいるが、今回もまたなかなか凄い。明治時代、シベリア鉄道開通前の無銭旅行記録だ。想像を絶している。徒歩や橇で、周りの人の親切に支えられ(実際こんな人が現代に居たらイヤだ)、日本での安定した地位(札幌農学校のドイツ語教師だから、現代で言えば北海道大学の講師だ)を捨てての一世一代の旅。その後たどり着いたベルリンで、日本を紹介する雑誌を創刊、実業家となるくだりも興味深い。
脱出記 ~The Long Walk~
スラヴォミール・ラウイッツ 著
海津雅彦 翻訳
2005年9月10日
株式会社ソニーマガジンズ
1941年ポーランド陸軍騎兵隊中尉だった筆者は、突然ソ連にスパイ容疑で逮捕され、そのままシベリア奥地の強制収容所に収容される。極寒の収容所で次々と仲間が死んでいく中、このまま死ぬよりはと仲間6人での脱走を決意する。
追手を撒きながら、シベリアのタイガ(針葉樹林帯)、モンゴルの草原、ゴビ砂漠、甘粛・青海の高山地帯、チベットの荒野、ブータンの山々を、すべて徒歩で越えてインドまでたどりつく。
インドでイギリス軍に保護されるまでの壮絶な記録。
大自然を生き抜く知識、国際情勢の知識、あきらめない意志のすべてを持ち合わせた者だけが生き残る。

1956年のイギリスのベストセラーの翻訳版。2004年に著者が亡くなってから、日本で出版された。


[2013年3月追記]
「極寒のシベリアや酷暑のゴビ砂漠を、水も食糧も持たずに踏破できるのか、ましてや雪男まで登場...フィクションとしても面白くない、残念」というコメントが有ったので意見を。
自分も雪男なんて信じていないが、筆者がシベリアの収容所を脱出してインドまで到着したのは事実で、亡命後にイギリスでこの本を出したのも紛れも無い事実。自分の無実の罪で収容所に送られた経緯、ソビエトの横暴を世界に知らしめたと言う意味でも、この本は面白いと、自分は思います。
[2013年3月追記]
ビリヤニハウスに 何か面白いルートで旅したいという人が居たので、参考図書として寄贈しました。


映画化されたようです。 「 WAYBACK
2012年9月 映画日本語字幕版予告

「ソヴィエト見聞録 ~放送記者の見たままノート」 大蔵雄之助

講談社文庫 昭和59年10月15日

「おろしや国酔夢譚」 井上靖

文春文庫 1974年6月25日