319外交の最近のブログ記事

「日本の国境を直視する」
山本 皓一
2012/9/26 KKベストセラーズ
加治隆介の議
弘兼憲史
講談社
1991~1998年

10年以上ぶりに読む。小選挙区制、カンボジアPKO、APEC大阪会議など、当時を思い出す。選挙制度や各政党の議員数も現在とは大きく違う。その当時まで55年体制が延々と続いていたのが今となっては信じられない。
ハル・ライシャワー
上坂冬子/著
講談社
1994年12月

現代史・ノンフィクションで有名な上坂冬子。駐日アメリカ大使に嫁いだ旧華族出身のハルの足取りを取材したもの。日本人の心を持ったアメリカ人に嫁いだ、アメリカ人の心を持った日本人。戦前にアメリカに留学、ニューヨークに暮らしていたハルの特異な人生を記している。"ハル"は福井のまきんちょと似ていると感じた。

三つの祖国」ほどには驚きは無かったのだが、日米親善に尽くした二人のことを知れたのは良い。

この本の主題とずれるが、明治学院大学やライシャワー邸を建てた繋がりで、ヴォーリス(彼も日本人、それも華族と結婚している)のこと、戦争時にアメリカのスパイの疑いをかけられての暮らしについて触れられている。近江八幡出身の者として興味深い。

「コースチャから北方領土へ」
~ひらかれるソビエト極東と北海道~
NHK札幌放送局 日ソプロジェクト編
平成3年3月20日 株式会社NHK北海道ビジョン

「昭和史」 半藤一利

2009年6月11日版 平凡社

ドラゴン・パール」 シリン・バタノタイ 講談社
1950 年代、親米反共政策を続けるタイ。アメリカと中国の間で翻弄される国の元首相の兄弟が「人質」として中国に隠密に送られる。当時小学生だった著者の成人するまでの自伝。華やかな特権社会に属する生活、文化大革命時の下放生活、母国の造反組に命を狙われ、無国籍になり農村での潜伏生活。各国の外交官、国家主導者に守られ、時には隠れながら成人するまでの、かなり異色の経歴を描く。(パールバックの同タイトルの本とは違う)

 「プリンス近衛殺人事件」

V.A.アルハンゲリスキー著、瀧澤一郎訳。2000年 新潮社