『「玉砕総指揮官」の絵手紙』栗林忠道
吉田津由子/編
2002年4月1日 小学館文庫
吉田津由子/編
2002年4月1日 小学館文庫
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10年くらい前に読んだマンガ、「虹色のトロッキー」を再読。
以前よりも更に面白く感じる。
安彦良和(ガンダムなど)はほとんど読んだことが無いが。 時代は1930年代後半。 舞台・出てくる地はハルピン、大連、伊寧、アルマアタ、牡丹江、興安街、黒河、ブラゴベチェンスク、上海、錦州、ノモンハン。 日本人の父とモンゴル人の母の間に生まれた主人公。幼いころに家族が殺された真相を掴むにつれ、人生の歯車が変わっていく。 亡命中のトロッキー(ウクライナ人。ロシア赤軍創始者だが粛清され、メキシコ亡命)を担ぎ出して満州国に招聘し、ユダヤ人社会を味方につけて対ソ戦争に利用しようとする勢力、それに反発するさまざまな勢力、協力する勢力の中を主人公は渡り歩く。敵・味方(実際はどちらかを敵or味方と単純にはくくれない)双方に魅力的な人物が居り、一気に読みきれる。 こういうフィクション漫画は、そのフィクション部分以外をどれだけ真実に近づけさせられるかで面白さが決まると言っても良い。まだ現存している人、家族など多くの人に取材したのが分かるこの話は文句なしに「面白い」。 日華事変前後の日本陸軍・海軍・満州国軍・興安軍・中共軍・ソ連軍・その他匪賊の勢力関係、中国東北地方の立地関係の知識が有ればより楽しめる。満州国軍とは別に活動していた「興安軍」の存在すら自分は知らなかった。 p.s.この話に出てくる人物で戦後も生き延びた人物が「辻政信」というのはなんと言う皮肉だろう。(戦犯になるのを避けて逃亡を続け、時効後にベストセラー作家、国会議員、そしてラオスに潜入し行方不明に) |
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イラク自衛隊「戦闘記」 佐藤正久 2007年3月22日 講談社 |
| イラクとの戦争が終わり、イラク中部のサマワに駐留することになった自衛隊。 多くの人の思惑、様々な矛盾をかかえ、イラクに向かう施設隊の隊長になった著者「ヒゲの隊長」の記録。 少し意外な経歴。自衛隊にもこんな人が居るのかと新鮮。 ただ、やはりこの人は特殊なのだろうなとも思った。 |
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*ロボット相撲に挑戦する *アジアのおかまたち *インドネシア暴動に参加する *カンボジア総選挙取材 *サハリンに行ってみる *ホモと半身ファンの人生相談 「できるかなリターンズ」 西原理恵子 2000年4月20日 扶桑社 |
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「戦場特派員」 橋田信介 2001年12月20日実業之日本社 |
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「マスード」
長倉洋海 2001年11月 河出書房新社 アフガニスタンの英雄マスード将軍。カブールの豊かな家で育ったが、ソ連の侵攻に伴い武装勢力を率いて山に篭りソ連と戦う。誰とでも気さくに接し、日本を含め海外にファンも多かった。ソ連撤退後の混乱の中、彼はタリバンとも戦い自由を目指したのだが、アラブ人のテロに遭って亡くなる。ジャーナリストを名乗る男の質問に応えているとき、ビデオカメラの中に仕掛けられていた爆弾にやられたのだった。 彼が亡くなったのは2001年9月9日。あのアメリカでの同時多発テロのわずか2日前だった。 その後の世界の流れは周知の通り。反タリバン勢力は散り散りになり、タリバンとアルカイーダは勢いを増した。アメリカはタリバンとアルカイーダ掃討を目指してアフガン・イラクに侵攻した。だが未だに平和は訪れていない。 |
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「不肖・宮嶋inイラク―死んでもないのに、カメラを離してしまいました。」 宮嶋茂樹/著 2003年7月 アスコム/刊 著者の代表作(写真集として)になるのでは。さすがだ。カメラマンという肩書きを利用したエッセイストではと思えるくらいの著者だが、今回は命を張っての写真にただ感心する。イラクやアメリカ兵の写真よりも、市民が略奪している写真の方が印象深い。注釈もなかなか気が利いている。 |
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「
照準のなかのソ連兵 ―日本人ゲリラ、アフガンに死す」 田中光四郎 ジャプラン出版 1987年6月1日 |