14 評論・随筆・エッセーの最近のブログ記事

いつか旅する人へ
勝谷誠彦
1998/9潮出版社
上海メモラビリア
草思社
2003/5/22


1990年代末、急速に発展する上海で過ごす庶民の姿、"旅行"で訪れただけでは気付かない、人々の心の内を、上海で生まれ育った筆者が瑞々しい文章で描く。
「父、坂井三郎」
[大空のサムライ」が娘に残した行き方

坂井スマート道子
2012年8月17日
産経新聞出版

生きるためには負けないのが重要、前後左右上下を確認しろ、ホールインワンを狙え、朝は元気に、出かけるときには笑顔で挨拶。娘が国際結婚する際に懐刀を持たせる、独特の家庭で育った著者が、なぜ親がそのような教育をしたのかを振りかえる。
中国人特派員が書いた日本
北京中日新聞事業促進会編
日本僑報社
1999年11月20日
世界130ヶ国自転車旅行
中西大輔
文春文庫

11年間をかけて世界を2周(?)した著者の旅行記、と言うよりエッセー。

11年間の旅の予算が60万円、帰国の理由は植村直巳冒険賞受賞というのがすごい。当然途中で多くの人と出会い、何度も長期滞在をしている。常人では得る事の出来ない体験を、さらっとした文章で書いている。

ところでこういう人は、これからどういう生活をしていくのだろう。引退してNZで余生を過ごすヒラリー卿や、50年以上自転車で旅をし続ける有名ドイツ人なども出てくるのだが...
半島へ、ふたたび
蓮池薫/著
新潮社
2009年6月25日

"拉致被害者"の蓮池さんのエッセー。
前半は著者のソウル旅行の旅行記。「日本語・南北それぞれの朝鮮語が分かる、北朝鮮で暮らした事の有る日本人」という特殊な立場の人の韓国旅行ということで、普通の日本人のソウル旅行記とは少し異なっていて面白い。北朝鮮と韓国との微妙な差(政治体制や生活レベルはもちろん大きく違うが、民族の性格は当たり前だが似ている)を考えながらの旅。
わずか数日のソウル旅行だけでこれだけ文章を書けるのだから、旅の思い出は旅の長さや、どれだけすごい所(?)に行ったかというのが重要でないことがよく分かる。

後半は、日本での翻訳家としての生活、韓国の小説化との交流についてのエッセー。ブログからの転載ということも有り、そんなに示唆に富んだ文章という訳ではないが、"翻訳家"の心情などは興味深い。

この人も日本に帰国してもう何年も経っているのかと改めて思う。まだ帰国していない拉致被害者のことも気になるが、蓮池さんのこれまでの北朝鮮での暮らしも非常に気になる。まだ公に出来ないことがたくさん有るのだろうと思う。
> 「辞めて正解!?~私がサラリーマンだった頃」
神濤玉青/著
2001年11月16日
情報センター出版局

各界の著名人に、サラリーマン時代を振り返ってもらうインタビュー。全く畑違いの分野に脱サラした人たちの話ばかりで興味深い。小説家・スポーツ選手・漫画家・政治家など。サラリーマン時代の経験が今も役立っていると肯定する人が多いが、もう一度やりたいと答える人は少ないのが面白い。
「中国南平ひとり暮らし」
内田正子
2004年11月3日 早稲田出版

他に日本人の居ない中国の地方都市での一年間の記録。当時(2003年ごろ)の雰囲気を知るのには良いかもしれないが、事あるごとに「日本人は~」「中国人は~」と断定調の文章には馴染めなかった。
「日本人の知らない日本語」
蛇蔵&海野凪子
株式会社メディアファクトリー
2009年2月20日
「孤独な鳥はやさしくうたう」
田中真知
2008年7月10日
旅行人

旅行人キャンプにて購入。サインをしてもらう。
著者が旅を振り返って想う、短編集。
「バルセロナのストーカー」懐かしい。大学時代に"旅行人"で読んだ。読みやすい文体、ありがちな自慢話でも体験談でもない。旅で起こったことについて書かれているが、"旅行"の本ではない。著者の人生の中で海外に出た時に起こった&思ったことを、その時を振り返って書かれた話。
「男の流儀」 諸井薫 日本経済新聞社 1992/11/24
「添乗員騒動記」 岡崎大五
1997年2月25日
旅行人

読んでみたかった..のを10年ぶりに思い出した。古本屋で見つけて。
「ロンドンひとり暮らし」 中野左知子/著
2002年12月15日 文芸社/刊

イギリスの大学に留学した日本人女の子の体験記。
率直な感想が自分の文章で、短編形式で書かれている。
イギリスに留学していた人が、「論文(エッセー?)を提出しなければ」とよく言っていたのを思い出した。この著者もそれで文章を書く事を鍛えられたのではないだろうか。各章ごとうまくまとめられ、簡潔な文章ばかりだが推敲を繰り返して書かれているなと感じた。
「草の海」
椎名誠
1992年1月256日 集英社

記録小説作家の、幼い頃の随想録。

「東京の下町」 吉村昭
1989年1月10日 文春文庫

「不実な美女か貞淑な醜女か」米原万里 著

平成10年1月初版/平成20年6月20版 新潮文庫

変なおじさん」 志村けん 新潮文庫
楽しく生きたものが勝ち...とは書いていないのだが、そう取れた。
彼の経歴が述べられていて興味深く読めた。
すべては「ありがとう」から始まる 」 林文子 日経ビジネス人文庫
昔どこかで貰った本。前向きな人はすごいなとは思うが...
文章の端々に、この人も批判されてきたのだなと思える箇所が見受けられる。
イギリス人はおかしい」 高尾慶子 文春文庫
イギリスで映画監督のhouse keeper(家政婦か)になった日本人の体験記。僕も4年前イギリスに旅行に行くまでは、イギリスは「先進国」だと思っていた。あんなに階級社会、権利を主張する社会だとは知らなかった。ただ、イギリスの「システム」が整っている面も忘れられていない。
「ある日、カルカッタ」
俵 万智
2001年2月 新潮社

*ある日、カルカッタ
*バリ 歌紀行
*クムクムの結婚
*スモーキーマウンテンの子どもたち
*桂離宮散策
*はじめてのラスベガス
*ベルギー 眠れるビール
*ヴィーゲラン紀行 *魔法のプラハ

「出発点」 大橋巨泉

講談社文庫 2001年4月15日

「ぐうたら生活入門」 遠藤周作

角川文庫 昭和46年12月30日

「続続そよ風ときにはつむじ風」 池部良

新潮文庫 平成10年1月10日

「アフリカの燕」 伊集院静

文春文庫 1997年11月10日

「今日は明日の前の日」 犬養道子

中公文庫 1981年6月10日

「たかが信長 されど信長」 遠藤周作

文春文庫 1995年9月10日

「アラビアンナイトを楽しむために」 阿刀田高

新潮文庫 昭和61年12月20日

「ジョークなしでは生きられない」 阿刀田高

新潮文庫 昭和58年7月25日