57現代の最近のブログ記事

いつか旅する人へ
勝谷誠彦
1998/9潮出版社
戦国廃城紀行---敗者の城を探る澤宮優
2010/1/22
河出書房新社

戦国で廃城ということで自然と近江についての記述が多くなる。八幡山城についての記述も前回(2000年)の発掘の結果に基づいて書かれていて、信頼できる。紀行文だから当然だが、著者が訪問した時に感じた事と、彼の知識(そんなに深いものではないのだが)がシンクロしていて良い。
この本を読んだ後に近江八幡に帰省したのだが、ちょうどたまたま著者の講演会が行なわれていた。著者は歴史の専門家でもないのだが、"廃城専門家"としてこれから有名になるのかもしれない。
中国人特派員が書いた日本
北京中日新聞事業促進会編
日本僑報社
1999年11月20日
上海のMBAで出会った
中国の若きエリートたちの素顔

岡本聡子
アルク 2005年10月17日

中国でMBAを取得した著者の留学期間中の体験記。小泉首相が靖国参拝した時期とかぶる。MBA留学の体験記だが、勉強の内容についてはほとんど触れられていない。中国人のエリート 達の行動が、さもありなんといったものばかりで、中国に留学したものが読めば頷く事が多いかと思う。それにしても彼ら(外国人と接する機会が多いエリート)ですらこうなのだから、中国一般人の日本についての情報量はかなり限られる、偏ったものだろう。脳残君と話をしても感じたが。
半島へ、ふたたび
蓮池薫/著
新潮社
2009年6月25日

"拉致被害者"の蓮池さんのエッセー。
前半は著者のソウル旅行の旅行記。「日本語・南北それぞれの朝鮮語が分かる、北朝鮮で暮らした事の有る日本人」という特殊な立場の人の韓国旅行ということで、普通の日本人のソウル旅行記とは少し異なっていて面白い。北朝鮮と韓国との微妙な差(政治体制や生活レベルはもちろん大きく違うが、民族の性格は当たり前だが似ている)を考えながらの旅。
わずか数日のソウル旅行だけでこれだけ文章を書けるのだから、旅の思い出は旅の長さや、どれだけすごい所(?)に行ったかというのが重要でないことがよく分かる。

後半は、日本での翻訳家としての生活、韓国の小説化との交流についてのエッセー。ブログからの転載ということも有り、そんなに示唆に富んだ文章という訳ではないが、"翻訳家"の心情などは興味深い。

この人も日本に帰国してもう何年も経っているのかと改めて思う。まだ帰国していない拉致被害者のことも気になるが、蓮池さんのこれまでの北朝鮮での暮らしも非常に気になる。まだ公に出来ないことがたくさん有るのだろうと思う。
「中国南平ひとり暮らし」
内田正子
2004年11月3日 早稲田出版

他に日本人の居ない中国の地方都市での一年間の記録。当時(2003年ごろ)の雰囲気を知るのには良いかもしれないが、事あるごとに「日本人は~」「中国人は~」と断定調の文章には馴染めなかった。
「孤独な鳥はやさしくうたう」
田中真知
2008年7月10日
旅行人

旅行人キャンプにて購入。サインをしてもらう。
著者が旅を振り返って想う、短編集。
「バルセロナのストーカー」懐かしい。大学時代に"旅行人"で読んだ。読みやすい文体、ありがちな自慢話でも体験談でもない。旅で起こったことについて書かれているが、"旅行"の本ではない。著者の人生の中で海外に出た時に起こった&思ったことを、その時を振り返って書かれた話。
「添乗員騒動記」 岡崎大五
1997年2月25日
旅行人

読んでみたかった..のを10年ぶりに思い出した。古本屋で見つけて。
「革命商人」
深田祐介
文藝春秋

昭和50年代、南米チリに赴任した商社マンが社会主義革命に巻き込まれる。チリ情勢を全く知らずに読み始めたが、読みやすかった。当時の日本の経済が上向きの様子、チリでの社会主義革命の社会に与えた影響などが分かる。一旦成功したように思える革命も、その後の経済政策の失敗で、その後のチリは長い不況に入る。両方の勢力との距離を測りながらもたくましく生きる商社マンを描く。
「諸国漫遊記」 ピーター・フランクル
1998年11月1日 増進会出版社
「飢餓旅行」
阿久悠/ 著
1993年11月15日
講談社文庫
「ある日、カルカッタ」
俵 万智
2001年2月 新潮社

*ある日、カルカッタ
*バリ 歌紀行
*クムクムの結婚
*スモーキーマウンテンの子どもたち
*桂離宮散策
*はじめてのラスベガス
*ベルギー 眠れるビール
*ヴィーゲラン紀行 *魔法のプラハ
本多勝一集 「旅立ちの記」
1993年12月5日、朝日新聞社
"高校大学時代の登山と旅の克明な記録に見る、青春の喜びと迷い、そしてすべての原点"