2008年9月アーカイブ

開聞駅で自転車を柱に括り付けていると、駅のベンチに小さなバックパックが置いてあることに気付く。開聞駅は無人、ホームが一面あるだけの小さな駅。不思議に思い眺めていると、暗闇の中から男の人が姿を現した。

あわてて会釈をすると、相手の方から話しかけてきてくれた。
北海道から徒歩で日本縦断してきて2ヶ月、前日にやっと九州最南端の佐多岬にたどり着き、今日はとりあえず開聞岳に登ろうと来てみたが夜になったので、今日はこの駅のホームで寝るという。

あまりにも唐突な話に驚きつつも、こっちもまぁ良く似た事をしている身分。列車が来るまでの1時間、旅話をして時間を過ごす。向こうは、僕が週末に飛行機に乗ってやって来ていることに驚いていたが...
いや、あなたには負けます。ここに書くには少し憚れる、なかなかの変人ぶり。
こういう出会いが有るので旅は止められない。
アルバイトYさんを連れて旅行博に。
旅行業関係者のみの日なので、あちこちのブースで商談が行われている...はずだが、そうでもない。入場者の半分程は来年入社予定の内定者。独特のスーツ姿が目立つ。この中の何人が3年持つのだろう...

ありきたりのブースは興味が無い。ここに来なくても、ネットや店頭でいくらでも情報が入る分野のブースに限って、金を持っているせいか大きくて立派なブースで目立つ(UA、ANA、JTBとか)。今年のテーマは「Pacific」だそうだが、目立たない。

ロシアのサハ共和国の旅行会社で、資料を手に取り話しかけると、ブース内の席に通される。車で旅したこと、こんな所に行くツアーが有ったら良いなと話しかけると、ヤクーツクでも車をチャーター出来、1台300ドル/日とのこと。思ったより安い。

これなら自分で行きたいなぁと話に乗ると、通訳も出てきて、「来年冬に"シベリアンチャレンジ"というラリーが有る、あなたも参加しないか」と乗ってくる。アムステルダム(オランダ)からヴィリューイスク(ヤクーツク北方)のラリー。川が凍ってしまう冬にしか出来ないこの企画。(道は無いが、冬になるとレナ川が凍結するので、川の上を車で走れるようになる)

日本では発表していないし知られていないが、日本人でも参加してよい、ヨーロッパからではなく、サハ共和国内だけでも良いよとのこと。サハ内の運営はこの会社が請け負っているとのこと・
行きたい.....

誰か他に乗らないだろうか...無理だろうな...2年前(実現しなかった寒い企画)も誰も手を挙げなかったし。どこか日本の広告会社あたりが企画買ってくれたら良いのだが。


帰りの電車でYさんに「N西さん、ロシアのところでだけ目が輝いてましたね」と言われる。


土曜日、また旅行博に。
sunnyさんと、一年ぶりのおくだかおりさん、かおりさんのチュニジア大使館の知り合いと、昼間からワインの試飲。

イエメンの出展ブース、相変わらずやる気が無い。マルワンさん頑張ってるけど、マルワンさん旅行会社じゃなくて、大学の研究者じゃ...いや別に良いけど。イエメン人がほとんど誰も居ないので、一般人に話しかけてみる。10人でイエメン行く予定だという奇特な人を紹介される。航空券買ってくれるかしら。

イエメン本国から観光省の役人が来ていた。ほとんど一年中世界をまわってるとのこと。向こうは僕のことを「なんとやる気の無い出展者だ」と思っていることだろう。出展者じゃなく、僕も一般来場者なのだが。



夜、イエメン会の食事に入らせてもらう。なかなか濃い人達。
渋谷「小肥羊」(中国火鍋料理)、後に「のうろ ばんさ」(ネパール料理)でチャイ。
フランスから昨日帰ったばかりというXXさんと、沼津の***ちゃん(でも名前忘れた)と、一年ぶりに再会。旅行博をこういう風に、旅人再会イベントとして活用している人ってどれくらいいるんだろう。
"おいちゃん"と"はいじ"の結婚披露宴に。2次会と3次会に参加。

招待された時から 「一張羅でお越しください」(盛装ではなく)となっていて(笑)、これを見た時点で、今回誰がプロデュースしているのかが分かった。
明治通りのレストランへ、期待して出向く。

新郎・新婦とも知っているので、参加者のほとんどが知っている人。
半年~2年ぶりくらいに会う人がたくさん。それぞれの近況などを聞く。
二人の性格からか、企画者が気を利かしてうまくまわしているのか、参加者は数十人居たが、グループに分かれることなく多くの人と話が出来た。
新郎新婦も高砂席(?)に居座るのでなく、みんなの中に入り会話を楽しんでいたので、アットホームな雰囲気で参加者全員楽しんでいたと思う。


3次会はその時の流れで。地下に有るメキシコ料理店へ。
以前も知人のパーティで来たことの有る店で、料理が良かった。二人は新婚だとマリアッチ(メキシコの楽団)に言った途端、ギターが「葬送行進曲」を弾くノリの良さ。
おいちゃんがどてにもてあそばれている。



はいじの高校の同級生が何人か。
この人達を見るだけで、良い雰囲気の高校だったのが分かる。
話をしてみても、非常に人当たりが良い。

みんなバラバラの性格っぽいが、まとまっていると言うか。
いや、まとまってないのかも知れないが、個性を尊重しあってると言うか。
帰国子女が6割ということでやはりそう(互いを尊重する)なるのだろうか。自分の通ってた高校もまぁそうなのだが、その良い部分だけをもっと大きくしたような感じで羨ましい。


二人は周り(世間?)に結構気を使いながらも、自分の好きなことを楽しむ人なので、これからは楽しいだろう。仕事を頑張りすぎる(本人の意思ではなく、忙しすぎるのが原因のような気もする)のが気になる。
9月13~15日

岡山県井原市青野で開催の「ぶどうの里マラソン」に参加。
ほとんどの知人は20kmにエントリーしたが、自信が無いので5kmの部に。
タイムは35分。まぁこんなものか。

上り坂では歩いてもそんなにタイムは変わらない、と言われたのを免罪符に坂道では歩く。
それにしても、マラソンなのに坂が多い。高低さも300mも有る。

完走後はぶどうが食べ放題。更にお土産に2kgのぶどう(ピオーネ)。
エントリー料の元はこれだけでとった。


どてちんの実家(ぶどう生産農家)で、知人16人で2泊。
学生合宿のノリ。どこか懐かしい。
延々と飲み続けていたような気がする。いや実際にはそんなに量としては飲んでないはずだが。
部屋割りの際に、参加者の中で自分は年上の部類に入っていることに気づく。
これまで本当に知らなかった。

眠れない人達と深夜に飲んでいる時、「みんな好きなことしてて良いなぁ。うらやましい」と言ったら、すぐに「いや、それはN西さん」と答えられる。そういうものか。
自分は好きなことしてるのか。それは良いことだ。でも、羨ましがられてるのだろうか?


最終日、新幹線で帰る人達を見送ってから、居間でまったり。大勢で騒いでいる空間も良いが、少人数で居る時も、深い話が聴けたりもする。

どてちんの母親が書いた「ぶどう農家成長秘話」(?)を読ませてもらう。原稿用紙でたぶん4枚くらいのだが、推敲を重ねられているのが分かる、内容が凝縮されうまくまとめられている文章。どて一家の記録なのだがこれで、なぜどてちんがこういう生き方をしているのかが理解できる。すべては必然なのだ。

最近会った!

(WEB上で本名を公開している方のみ、名前をオープンにしています)
OpenID対応しています OpenIDについて
Hello!