旅人たちの最近のブログ記事

(7月11日)
東京フリー切符を使い、西荻窪(西荻窪は東京都区部の最西端の駅)の旅茶箱へ。
旅茶箱にはよく誘われるのだが、如何せん千葉からは遠い。なかなか気軽には行けない。
...のだが、一度どんな人か会ってみたいと思っていたP先生が、この日は来るというので行ってみた。

旅茶箱は前回、ラダックの講演会以来。ファーティマさんにはいつも気にかけて頂いていて、この日も航空券の注文をもらいありがたい。前回の講演会の時にもなかなか個性的な女の子から航空券の注文をもらったので、わざわざ(?)来る価値は有るものだ(なんだか失礼な書き方だが)。

P先生は予想どうりというか、なかなか興味深い人のようだった。

夕食は、アニメ声のインド人店員の居るインド料理屋、「シタル」(西荻窪)
アニメ声の女の子に対しての、P先生の評価は「まだまだやな」とのことだった。
紙芝居をしながら自転車で日本縦断中のぐれっちと食事。
会った2日後に日本経済新聞の記事に取り上げられていて驚く。

名古屋を出て北海道に向かう途中で、佐原に居るとのことで、夕方から出向く。
佐原まで2時間程度かかりそうなので、間を取って成田で。
参道の店でウナギを食べる。19時だとほとんどの店が閉まっていた。

会うのはいつ以来なのか分からないが、自転車に積む紙芝居の器具が重いようでかなり鍛えられたようで、たくましく見えた。
5年前の旅行記をネットで読んでくれた人よりメールを貰った。最初のメールは去年末。
車でのユーラシア横断を予定しており、手続きなどに関して詳細を知りたいと。
ドイツ人と結婚し、ドイツに移住するのだが、車で行くのだという。

(男性とも女性ともとれる名前だったので)最初は性別も分からなかったのだが、数通メールのやり取りをするだけで、親近感を持てるのだから不思議なものだ。同じことに興味を持った人だから?

待合せ場所に遅れて着いた僕を、向こうが先に気付いた。僕のことはサイトを見ているので、顔も知られているのだろう。温和そうな白人男性と、明るく人懐こそうな日本人女性。

少し前に僕はブログにカ「サファリ(アフリカ料理)」に行った事を書いたのだが、なんと彼女もサファリのワンダさんの知り合いで、さらにサファリで週末夜にレゲエライブを開いているらしい。どこでどうつながるか分からないもんだ。

(p.s.)サファリのワンダさんとは、僕も以前にイエメン人宅でのパーティで会ってたのをwakabunから言われて思い出した。世界は狭いもんだ


あのロシアでの日々を思い出そうと、ロシア料理「スンガリー」に。
落ち着いて食事が出来る良い店。この日も平日だが席は埋まっていた。

まずは相手のこれまでの話を。富士山で彼と知り合い結婚することにしたこと、古着屋を経営していたが、店の権利を売って、彼の故郷(ライプチヒ)に移住すること、車は既に買っていて、装備も着々と準備していることなど。
車のキャリアに設置できるテント、この日も道具屋街で南部鉄のやかんを買ったとか。
あぁなんか楽しそうで良いなぁ。僕の時はもっとあわただしく、そこまで楽しんでなかったような。
料理道具と言えばカセットコンロに、100円ショップで買ったカセットガスだったし...(結局ほとんど料理はせず、お湯を沸かしてレトルトばっかりだった)
GPS端末もわずか5年で価格が大幅に安くなっている。現在の価格なら手が出せる。

実行計画が具体的なものになっているので話が早い。質問も的確、具体的なものが多い。僕の旅行の時も不安要素は、「運転技術、車両知識が未熟」「犯罪遭遇リスク」などいろいろと有ったのだが、大変だったのは「前例が無く、情報が無い」ことだった(特にロシアでの各種paper worksたくさん) 。

なのでせっかく会っているので、こちらも具体的な普通の人にはしないような話を。「伏木港での乙仲、実際に荷積を行う業者の連絡先」「市街地から離れているウラジオストク税関までの行き方」「どうやってカルネ(通関手帳)を持たずに、車を免税扱いにするか」など。
どれも説明すると簡単なものなのだが、これを得るのにどれだけ苦労したか。ウラジオの港に着いた僕がどれだけ路頭に迷ったか...

ドイツ人の彼も人間味の有る人で助かった。言葉が通じなかったらどうしようかと思ったが、杞憂だった。店に入った時にまず内装を見て「ロシアの伝統的なスタイルだ」と彼が店を誉めた時に、彼が自分に気を使ってくれているように感じた。

彼が「ロシア語は5年習っていたが、ほとんど覚えてないなぁ」と言った時に自分は「日本人の英語のようなものだ」と笑った。

「ロシアでは英語が全く通じなくて大変でした。"ホテル"も通じないんですよ。ホテルの前でホテルはどこかと道行く人に尋ねたり(笑)」 「え?ロシア語ではホテルを何と言うんですか?」 「ガスチーニツァ」 「あぁそうそう、ガスチィーニツァだ、そうだ、思い出した」

ライプチヒは旧東ドイツにあることを暫くしてから思い出した。彼の子供の頃はまだロシアが東ドイツを支配していたことに気付いた。ベルリンの壁崩壊まで、学校ではロシア語が必修だったのだ。彼らの、ロシアに対する何とも複雑な思いに気付かなかった。あの時の僕は15歳だった。塾から帰ってきて、ニュースステーションで見た映像を覚えている。


店を出て、今日は良かったと言ってくれた彼に「今食べたのは"ロシア料理"だけど、ロシアではこんなものは食べられないよ」と言うと「もちろん知っている」と笑って言ってくれた。

二人の旅が成功しますように。


「パーティが有るけど来ない?」と言われいつもの店へ。
誰が来るのかも聞かされないまま行くと、遅刻したせいもあって、
"若い女の子と一緒の方が良いでしょ"というすごい理由で端の席をあてがわれる。
いや、まぁ確かに嬉しいけど...

なんとこの女の子達、パーティ目当てで来たのではなく、店に来たら貸切営業だったが、パーティに参加するんだったら入って良いよと言われ加わったという...あいかわらずこの店無茶するなぁ(笑。
これを極め続ければどんどん面白い店になるだろう。
パッカー宿みたい...


この日は旅人"オバqさん"の写真展の打ち上げだったのだが、この人がなかなか魅力のある人で良かった。謙遜し周りを気遣いながらも自分の好きなこと(旅)をし、周りに慕われていた。今回は闘病生活を押してのイベントだったようだが、楽しんでおられたようだ。

写真もイエメンやエチオピア、ナミビアなどマニア垂涎の地の他にも、ヨーロッパ、南米、チベットなどなかなか良いセレクション。「今週末からはブータン・ネパール・インドを周るんです」と平然と言われ、本気でうらやましい...たぶん年齢は60代後半だと思うのだが、好奇心の塊と言った感じだった。

(僕のロシア横断車の旅についても的確な質問、嬉しい。聞けば前回は麗江からチベットに車で旅をしたという。何てうらやましい。旅人の趣向というのはどうして似るのだろう...)



おばqさんの旅仲間にどういう繋がりかなのかと尋ねると、JTBの「シルクロード横断55日間バスの旅」で知り合ったという。 このツアーはかなり有名で(人数限定の特殊ツアーだが)、僕も何度もこれまでパンフレットを見て憧れていた。
あぁなるほど、こういう人達が参加するのか...と納得した。
 このツアーに参加した人達は、優秀な添乗員の虜(?)となり、その後も交流を続けており、旅にもよく一緒に行くという。
旅の交流を日常にも取り入れている、僕の理想を具現化しているという点で非常に興味深い。  
開聞駅で自転車を柱に括り付けていると、駅のベンチに小さなバックパックが置いてあることに気付く。開聞駅は無人、ホームが一面あるだけの小さな駅。不思議に思い眺めていると、暗闇の中から男の人が姿を現した。

あわてて会釈をすると、相手の方から話しかけてきてくれた。
北海道から徒歩で日本縦断してきて2ヶ月、前日にやっと九州最南端の佐多岬にたどり着き、今日はとりあえず開聞岳に登ろうと来てみたが夜になったので、今日はこの駅のホームで寝るという。

あまりにも唐突な話に驚きつつも、こっちもまぁ良く似た事をしている身分。列車が来るまでの1時間、旅話をして時間を過ごす。向こうは、僕が週末に飛行機に乗ってやって来ていることに驚いていたが...
いや、あなたには負けます。ここに書くには少し憚れる、なかなかの変人ぶり。
こういう出会いが有るので旅は止められない。
アルバイトYさんを連れて旅行博に。
旅行業関係者のみの日なので、あちこちのブースで商談が行われている...はずだが、そうでもない。入場者の半分程は来年入社予定の内定者。独特のスーツ姿が目立つ。この中の何人が3年持つのだろう...

ありきたりのブースは興味が無い。ここに来なくても、ネットや店頭でいくらでも情報が入る分野のブースに限って、金を持っているせいか大きくて立派なブースで目立つ(UA、ANA、JTBとか)。今年のテーマは「Pacific」だそうだが、目立たない。

ロシアのサハ共和国の旅行会社で、資料を手に取り話しかけると、ブース内の席に通される。車で旅したこと、こんな所に行くツアーが有ったら良いなと話しかけると、ヤクーツクでも車をチャーター出来、1台300ドル/日とのこと。思ったより安い。

これなら自分で行きたいなぁと話に乗ると、通訳も出てきて、「来年冬に"シベリアンチャレンジ"というラリーが有る、あなたも参加しないか」と乗ってくる。アムステルダム(オランダ)からヴィリューイスク(ヤクーツク北方)のラリー。川が凍ってしまう冬にしか出来ないこの企画。(道は無いが、冬になるとレナ川が凍結するので、川の上を車で走れるようになる)

日本では発表していないし知られていないが、日本人でも参加してよい、ヨーロッパからではなく、サハ共和国内だけでも良いよとのこと。サハ内の運営はこの会社が請け負っているとのこと・
行きたい.....

誰か他に乗らないだろうか...無理だろうな...2年前(実現しなかった寒い企画)も誰も手を挙げなかったし。どこか日本の広告会社あたりが企画買ってくれたら良いのだが。


帰りの電車でYさんに「N西さん、ロシアのところでだけ目が輝いてましたね」と言われる。


土曜日、また旅行博に。
sunnyさんと、一年ぶりのおくだかおりさん、かおりさんのチュニジア大使館の知り合いと、昼間からワインの試飲。

イエメンの出展ブース、相変わらずやる気が無い。マルワンさん頑張ってるけど、マルワンさん旅行会社じゃなくて、大学の研究者じゃ...いや別に良いけど。イエメン人がほとんど誰も居ないので、一般人に話しかけてみる。10人でイエメン行く予定だという奇特な人を紹介される。航空券買ってくれるかしら。

イエメン本国から観光省の役人が来ていた。ほとんど一年中世界をまわってるとのこと。向こうは僕のことを「なんとやる気の無い出展者だ」と思っていることだろう。出展者じゃなく、僕も一般来場者なのだが。



夜、イエメン会の食事に入らせてもらう。なかなか濃い人達。
渋谷「小肥羊」(中国火鍋料理)、後に「のうろ ばんさ」(ネパール料理)でチャイ。
フランスから昨日帰ったばかりというXXさんと、沼津の***ちゃん(でも名前忘れた)と、一年ぶりに再会。旅行博をこういう風に、旅人再会イベントとして活用している人ってどれくらいいるんだろう。
麗江の旧市街に戻ってきたところで、自転車二人組を見かけたので声をかける。スイス人で昆明から10日かけて自転車で来たという。よくこんな高地を...それも上りではないか。自転車で旅をしている人を途中で見かけたかと聞くが、自分達だけだという。「熊出没注意」のステッカーが張って有ったのでそのことに触れると驚かれる。やはり中国人だと思われていた...日本は北海道を横断したとのこと。
割と良い立地にチベタンの店が有った。主に欧米人パッカーの溜まり場のようになっていた。チベット料理は...うーん、やはり日本人には微妙な味。腕が悪いのではなくこういう味なのだ。時期が時期だけにどうかと思ったが、店は非常に良い雰囲気だった。

昼食に中華料理屋に入った。この店の売りは北京ダックのようで一羽60元。
その他にもアヒルのメニューがあり、手ごろな価格だが、北京ダックはこの前食べたばかり。狗肉(犬肉)なんてのが有ったので注文する。

狗肉石鍋 15元
冷麺 3元
水餃 5元
哈尓濱ビール(ビン) 6元

オーダーする際に僕が中国語を話さないのことに気付かれる。 朝鮮人かと聞かれ日本人だと答えると、店員がわなわな集まってきた。 目立ちたくなかったのだが...こうなったら仕方ない。写真などを撮って話題を集めてみた。
僕の注文した料理は韓国人が食べるものだそうだ。そう言われてみればそうだ。
ところで店員は「朝鮮人」と言わずに「韓国人(ハングーレン)」と言った。こんな所にまで韓国人は進出しているのだろうか(吉林省には朝鮮系の住民は多いが、黒河はそうでもない)。
犬の肉は初めて食べた。もつ鍋のようだ。



この時点で客は自分のほかに2組。ロシア人男2人組と、中国人3人組。ロシア人のテーブルには料理がたくさん並んでいる。不思議そうに僕を見たので、自分は日本人だと話すとタバコを勧めてきた。料理も勧められたが、もう腹一杯と僕のテーブルを指差すとロシア人も笑っていた。向こうも料理の分量が分らず大量に注文してしまったらしい。テーブルの上には家鴨も一羽居た。ありがたく一口だけ頂く。

中国で何を買うのかと尋ねたのだが、この二人は親子で、買出しではなく観光できたらしい。
「指差しロシア語会話」がまた役立つ。英語も多少話すので何の仕事をしているのか尋ねたら何と、父親はヘリコプターの操縦士、子供(28歳)の方は建築士(ビルのエンジニアと言った)。それも1990年まで、シベリアのほぼ東端、アラスカにも近いアナディールという町に住んでいたと言う。ヘリコプターは軍隊ではなく、民間のものだと言う。エリートなんだろうか。珍しい人と知り合えた。

この2人も特にする事が無いようで、1時間以上話をした。ウォッカ狂いで無かったので良かった。(今までの経験では、食事中に仲良くなって、酒を勧めあうと最後は滅茶苦茶になる可能性が高い)

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