日本の最近のブログ記事

加藤廣著の歴史小説「信長の棺」が2006年にテレビドラマ化されていたのを知った。
映画化してもよいくらいの良いストーリー。 太田牛一を主人公にするだけでも着眼点が良いのに、 織田信長の遺骸が無い理由(ネタばれになるのでここには記載しない)、 本能寺の変の原因、秀吉の出立までを、フィクションなのに矛盾の無い話にまとめているのがすごい。

原作の著者(加藤廣)の"物書き"になるまでの経歴が興味深い。太田牛一は武将としてよりも行政官、晩年の著述家として後世に有名になった。著者が太田牛一の人生に惹かれているのが分かる。
昨秋に福江島に旅をした際に、この映画のロケハンをしている製作会社の二人と宿で知り合った。それから数ヶ月でもうこんな立派な映画で出来上がったのかと驚く。まぁ五島での撮影は長期間ではないだろうが。

試写会の観客は自分と同年代以上だけかと思いきや、20~70代くらいまで幅広かった。一般的日本人の感性に合う、原作を読んでいない人でも入りやすい、分かりやすいストーリー。

「日本は大丈夫か?」が原作・歌での意味と少し違うのだが、これも現在の日本の世相を反映したものなのだろう。元となるこの歌は1987年に発表された。バブルで浮かれていた時の日本人に「日本は大丈夫か?」と訴えたものとは異なるのは当然か。この映画も東北の震災のシーンが取り入れられている。

九州の離島を実際に旅をして、長崎県・鹿児島県は僻地医療、教育が進んでいる点に気付いた(過疎化は進行中で止めることは出来ないで居る)。今回の撮影は宇久町とのことだが、福江島の玉之浦のような感じ。ここから ケニア共和国に繋がるのが興味深い。実在のモデルも居るようだし。
映画は3/14全国公開。今回はよみうりホールにて。

今から14年前にフジテレビで放送されたドキュメンタリー。視聴率も非常に高かったので覚えている人も多いだろう。 中国でも大反響を起こしたこの番組(中国で日本のテレビ番組がそのまま放送されることはまずありえない)の影響で中国人の対日イメージが大きく変わった。日本へ来る中国人留学生なら絶対知っていたものだが、最近の中国留学生、そして日本人も、相手への意識が大きく変わってしまった。 良い時代だったのだと、今は思う。
WOOD JOB! 神去なあなあ日常



3月28日 読売ホールにて試写会。
矢口史靖の新作。これまでで一番スケールが大きい。 先週、奥多摩で林業と狩猟業に就いている人と知り合った。彼もこの映画の主人公と同じ20代。困難な職業という感じでなく、仕事は楽しそうに見えたのだが、それを再確認するような良い映画だった。

もちろん矢口監督、そんな教条的な映画ではない。試写会中に何回も映画館中に笑いが起こっていた。試写会主催がスポーツ新聞だったため今回の観客は中高年の人が多かったが、これは老若男女問わず誰が観ても面白いと思う。
5月10日全国公開。
サマーウォーズ



画も綺麗で、少年の夏休み、田舎への帰省、大家族との交流といった雰囲気は非常に良いのだが、主人公が操るアバターの住む仮想世界「OZ」の描写が今となっては残念な感じ。この映画のつくられた2009年には実際に仮想世界サイト「セカンドライフ」が流行していたのだろうが...
中学生くらいのときに見たら気に入っていたと思う。眠れない夜にシェアハウスでDVDで何人かで観たが、この部分が引っかかり、世界に入りきることが出来なかった。
2月27日有楽町よみうりホールにて試写会。
偉大なるしゅららぼん」。
鴨川ホルモー」や「鹿男あおによし」「プリンセストヨトミ」の万城目学の新作。原作はまだ読んでおらず前知識無しに見る。滋賀県が舞台の作品だとはポスターやビラを見て知っていたが...

出だしの彦根駅周辺のシーンでパンチ、彦根城で撮ったとすぐに分かるシーンでよろめき、主人公達が通う高校のシーンでとどめを刺される。お堀の横の外観で彦根東高校だと分かったが、教室内のシーンで彦根東はこんなに綺麗じゃなかったようなと思いよく観ると、グラウンド越しに見える家などに見覚えが...なんと兄弟社高校だ。こんなところで母校を見ると嬉しい。そう思って観だすと、次々に知っている場所。
滋賀県(特に彦根)の人なら楽しいだろうが、たぶん他の人には分からない場面。畑で叫ぶシーン、あれは近江八幡の白王と大中の間のあたりだ。実家と親元の間の見覚えがある山々。
滋賀県民以外全く気付かないであろう小細工。「この赤こんにゃくめが!」というセリフや、雑談しながらカロムをする人達...「たねや」は今回は出ないなと思ったら撮影協力に「宮前」が...

ところでストーリーは「鴨川ホルモー」ほどはその土地の歴史に溶け込んだものではない。ファンタジーなのは承知だが、もう少し深みがほしかったと思うのは贅沢だろうか。
作者は大阪出身で京都大学を出ている。滋賀県はやはりなじみが薄いのだろうか。
3月8日東映系で全国公開。



以前、飛行機内で途中まで観た事が有ったのだが、結末が思い出せないので再び観てみた。

調べてみるとどうやら前回観たのはカタール航空の「プーケット~クアラルンプール」のフライトだった。なるほど短距離の便だ。さらにこの時は乗客が僕ひとりしか居ないという非常に面白いフライトで映画どころではなかったのだ。

テレビドラマを観ていないのだが、ストーリーには付いていける。むしろドラマも観たくなってしまう良い脚本。今回は舞台となったのが日本橋&江戸橋、そして日本橋七福神という、今住んでいる部屋のすぐ近所ということも有り、撮影の様子も手に取るように分かり、別の視点から観れて面白かった。



北のカナリアたち
東映が大作だと宣伝する映画の券はいつも売れ残る...あいがたく安く購入し、映画館で観る。
観る人によって感想は違うかもしれない。故郷が有り、自分に何か思い当たる経験が有る人が観ると、より入り込めるだろう。
北の離島も良いな。沖縄や鹿児島の離島しか行ったことがないので、利尻や礼文にも行ってみたい。

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