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(1日目・11月23日)

 

目覚めるともう9時。到着が遅かったのでこの宿では夕食は取らず朝食だけをつけてもらう。
朝食は美味しかった。魚がやはり非常に新鮮。

10時過ぎようやく出発。国道を南下するが、広場で祭りをやっている。南国っぽい(本州の者からすれば)不思議な雰囲気。全員がつけている面も、踊りも唄も、前知識無しにいきなり遭遇したのでかなり興味を惹かれ、動けなくなりしばらく見入る。

屋台も(自分の住む関東や、出身の関西と比較すると)どこかが違う。トビウオのさつま揚げ。500円で結構なボリューム。トビウオはこのあたりではよく獲れ、スーパーでも安く売っている。
 

おにぎりもこんな感じ。昼食用に買って出発。
国道は海に近い部分を走っており、平坦地は少なく起伏は有るが、勾配はそれほどでもない。西之表から中種子までは海岸沿い、そこから南種子の宇宙センターへは島を横切るように進む。

熊野海岸で海を見ながら休憩。さつま揚げを食べていると通りがかった車から人が降りてきた。「兄ちゃん、何してるん?」


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(1日目・11月22日)


鹿児島空港からバスで鹿児島中央駅へ。
JR枕崎線に乗換え約1時間、指宿の次の山川駅でさらに路線バスに乗換。
穏やかな天気の下、野山を走りようやく前回のたびの終着点、開聞駅に到着。山川駅から開門駅間をJRでなくバスにしたのは、接続の良い列車が無かったからだ。次の列車まで2時間。偶然バスが有って助かった。



  

前回たどりついた時は真っ暗だった開聞駅。穏やかな天気。自転車は無事だった。空気もあまり抜けていない。サビのせいでハンドルが動きにくくなっていたが、しばらく走っているとこすれて落ちる。走行に問題は無さそうだ。
 

出発は13時。早朝に東京を出てからもう半日も経っている。この日の目的地、鹿児島港にフェリーの時刻までにたどり着かねばならないのでよそ見をせずに進む。ルートも山川・指宿の街を経由するルートを取らず、池田湖畔を通るルートに。多少アップダウンは有るが、体力も減っていないので距離の短いルートを。(それでも約40km。休憩含めて4時間)

 

池田湖(日本最大のウナギと恐竜イッシーで有名?)には意外と観光客多い。今年の鹿児島は篤姫効果がすごい。湖畔のドライブインに台湾人団体客数十人。イッシーの看板で記念撮影している。こんな所にまで来るのか。

喜入の巨大石油備蓄基地(なんと日本の石油の全消費量の2週間分を備蓄してるそうだ)の近くの道の駅で遅い昼食。黒豚ラーメン。
鹿児島湾沿いの交通量の多い国道を北上3時間、日が沈み始めた夕方5時。谷山港到着。
貨物の為の港といった雰囲気、わかりづらい。種子島・屋久島に渡る人のほとんどは谷山港からのフェリーではなく、鹿児島からの高速船を利用するのだろう。自分も自転車でなければ高速船を使うだろう。もっとも、"自転車旅"という目的がなければここまで来たかどうか。

港のそば(と言っても500mくらい距離が有る)の農協の直売店で弁当、さつまあげ、みかんを購入し、フェリーに乗り込む。みかんがもう安く出回っていてうれしい。

連休だからか予想以上に乗客は居た。30人くらい。まぁ大赤字だろうけど。
所要約3時間半。みかんを食べまくって、眠る(前の晩は一睡もしていないので)。

種子島で降りたのは3人だけ。ほとんどの人は屋久島まで行くようだ。屋久島には朝に着くので宿代わりになるのだろう。
夜10時。街は静まり返っていた。飲食店は数件有るが出歩いている人は居ない。谷山港で電話で予約した宿に入ると特にすることも無く。一日目終わり。


大雨。朝10時過ぎまで温泉で休むが、雨が止む気配なし。
合羽を買って、自転車旅を再開すると、しばらくして雨は上がった。
吹上浜は人影全く無し。

加世田から坊津を目指すことにして山越え。標高500m以上まで上る。信じられんつらさ。坊津を経由せずに国道を枕崎に抜けることも出来たが、ここまで来て坊津に行かねば後悔しただろう。

坊津は何も無かった...日本三津として栄えた湊の面影はじっくり探さないと気付かない。
中国からたどり着いた鑑真はどう思ったのだろうか。

疲れ果てて道端でおにぎりを食べていると、おばあさん話しかけてくる。日本語とは思えないほど言葉が違い、全く理解できない。アクセントは日本の田舎のまさしくそれなのだが。単語からして違う。こっちが言う事は理解出来るようで、話した内容に言葉を返してくれるのだが、それも何を言っているのかが分からない...

その後も数十mの高さの坂を何個も越え、枕崎に17時着。下り坂は一瞬だった。枕崎は田舎とは言え、漁業で栄えた薩摩半島の唯一の都市。国道沿いに店舗も有るが、時間の余裕が無く通り過ぎる。

目標の指宿まではたどり着けず。適当な大きさの駅(自転車置き場が有る駅)を探して数時間。ようやく開聞駅に到着したのは20時。真っ暗だった。

この旅で千葉を出てから初めて、(頭につける)ヘッドライトを使用。それくらい真っ暗だった。道を踏み外して南シナ海の藻屑となるわけには行かないので。

午前の便で鹿児島空港。さらにバスで1時間、昼過ぎに川内駅到着。
2ヶ月ぶりに自転車と再会...鍵を間違えて持ってきたことに気付く。
柱にくくり付けてあるので自転車を動かすことができず、自転車屋に来てもらう。切断+出張費1000円。ついでに店まで行き、2ヶ月間のサビを落とし、空気を入れてもらい出発。

駅前にふらっと入った食堂で昼食。
刺身盛り合わせと、鯛の塩焼き1匹、貝汁の定食で750円。
海に近い田舎は良い。


自転車道が整備されており快適。田圃の中や、松林をぐんぐん進む自転車道を走っている時、この自転車道もしや廃線跡では、と気付く。ジャイアンの家のような小さな雑貨屋で「しろくま」を買った時に聞いてみると予想通り「南薩鉄道」の跡だという。

その後は走るのが楽しくなるが、出発が遅かったため1日目の走行距離60kmほど。天気は曇りがちで暑くは無く、自転車にはありがたかった。


吹上温泉にて泊。何年も昔にドライブに吹上浜に来た時は、海に近いバンガローだったが、今回は山間の温泉宿。元は湯治する人が多かったようで、宿では食事をだしていないということで、素泊まり。3800円で新築の6畳間が2部屋。贅沢。清潔で問題無し。

西郷隆盛も維新後にここに来て、4ヶ月滞在したという。なんてのどかな時代だ。現代の大臣が冬の間ずっと温泉で仕事したら、思いっきり非難されるだろう・・・


近くのスーパーで買って来た食材で夕食。鶏は刺身やたたきが一般的のようでいろんな部位が売っている。面白くて買いすぎた。鶏の刺身、きびなごの刺身、さつまあげを肴に、焼酎。
温泉の後に酒で、疲れていることも有り早く眠る。
麗江の旧市街に戻ってきたところで、自転車二人組を見かけたので声をかける。スイス人で昆明から10日かけて自転車で来たという。よくこんな高地を...それも上りではないか。自転車で旅をしている人を途中で見かけたかと聞くが、自分達だけだという。「熊出没注意」のステッカーが張って有ったのでそのことに触れると驚かれる。やはり中国人だと思われていた...日本は北海道を横断したとのこと。
 

飛行機が一日遅れたせいで、目指す香格里拉(シャングリラ)の街には時間的に行けなくなった。
せっかくなので麗江の街を出て郊外に行くことにした。目指すは15km離れた白沙の村だ。自転車を借りた(一日15元)。

 

途中、東河鎮という村を通る。観光地化されており入場料を取っていたりもするが、あまり"作られた"ものは興味が無く、わざと入らなかった。普通の集落を観るだけで十分楽しい。そう言えば海外で田舎をサイクリングしたのは初めてかも。

白沙の集落は静かだった。滋賀県の田舎に来たみたい。特に何も無い普通の集落。観光客は滅多にこんな所まで来ないだろう。

家は立派。手造りだがしっかりしている。景気が良いのか建設中の家も多い。

水はきれい。大きな川は無いが、小さな流れがあちこちに有り、水の流れる勢いも早い。目の前に5000m急の山々がごろごろ有るので水には困らないだろう。雪解け水は冷たい。子供が「ニーハオニーハオ」と声をかけてくる。観光客(漢民族)は歓迎されているようだ。

白沙壁画というのが有名らしいが、どこなのかさっぱり分からず。この先に寺が有るというので、ゆっくり坂道を登っていくが結構疲れる。自転車があまり良いものではないということも有るが、ここの標高が3000m近いことが理由だと思う。少し張り切ってスピード出すだけで息が絶え絶えになる。

牛を何匹も連れたおばさん。ムチのようなものを持って、何か叫びながら牛を追い立てている。この村の女の人は青い服を着ていて、背中を紐で縛っている。

寺はどこかと訪ねると、はるか彼方の方角を指してくれるが、何も見えない。大きな山々の裾を一本の道が伸びている。あきらめて麗江に帰ることにした。暗くなったら危ない。

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帰りの飛行機の時刻まで余裕が有ったので、ホテルで自転車を借りて北京の胡同をサイクリング。

自転車は1日15元(230円)。
 
北海のまわりをあてどなく走る。
客待ちの人力車がたくさん。
これは胡同観光用のもので、市民の足というわけではない。
外人(特に白人)も多いが中国人も利用している。
 
観光客向けの店も多い。
化粧品などの昔のポスターを購入。1枚あたり10元。
最初は60元と言われたがどの店もすぐに10元まで下がる。
昨日買った文化大革命時代のポスターは本物のようだが、これは複製と思う。
年代は1930年代くらいか。
 
 
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写真1/鼓楼

写真2/?額には愛新覚羅の揮毫
 


 
 
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写真3/北海を1周する
 
 
 
 
 
 
 
 
 



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昨日出会った大学生に教えてもらった茶屋(茶家博)で休憩。
 
まだ開店前だったが玄関前に居た九官鳥と話をしていたら店の人に招き入れられた。
(九官鳥は「你好!」「再会!」と、人間の子供の声で話す)

 

 


 


 

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花茶(銘柄忘れてしまった)を注文、38元。
他にもいろいろ有ったが割りと高めの値段設定。
ただサービスなどは良い。何時間でも居られるのでお徳かも知れん。
 
中国菓子や梅などをつまみながら、本を読み時間をつぶす。
気をきかしてくれたのかソファーのある個室。
店を出る時におばあさんが来て、そのおばあさんが「招富財宝」と書いた書を貰う。
共産主義だった(もしかして今も?)中国。
でも考えることは僕と似ているような気がする。
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