54タクシーでの移動の最近のブログ記事

3月31日

早朝5時、アラブ首長国連邦(UAE/الإمارات العربية المتحدة )、ドバイ国際空港着。
UAEは7つの首長国によって形成される連邦国家。その中のドバイ首長国はここ15年、経済力をバックにした金融業と世界中から集まる人への観光産業でやりての首長の下、のし上がってきた新興都市。今は隣のアブダビ首長国(莫大な石油が産出される)を超える経済規模を持つ。

ドバイ空港から市内へ15分ほどバスに乗り、そこから隣のシャルジャ首長国に向かう。シャルジャはイギリス統治時代はこの地域の中心的都市だったが、今は石油が産出されるアブダビとドバイの影に埋もれてしまった小さな都市国家。欧米文化にかぶれている(?)ドバイとは異なり、イスラム戒律に厳しいという。
ドバイからはわずか15km。そのシャルジャ国際空港からイエメン共和国サナア行の飛行機に乗る。



ドバイ空港で両替。窓口の銀行員は言った。

「ホントに日本人?ベイジン(中国)じゃなくって?ドバイグランプリに来たんだろ?チェンジは50ドルだけで良いのかい?」

そう、この日は年に一度のドバイワールドカップ。世界中から名馬&金持ちが集まっている。



シャルジャの町からシャルジャ空港に向かうタクシー。

「ドバイ空港じゃなくシャルジャ空港で間違いない?どこに行くフライト?イエメン?イエメンなんかでよく仕事見つけたな。え?あんた日本人なんかい?フィリピン人だとばかり思ってたよ。」

UAEの家庭は生活水準が高く、多くのフィリピン人の出稼ぎ労働者やメイドが働いている。



シャルジャ発サナア行、エアラビア701便(Air-Arabia)。僕ともう一人の欧米人旅行者以外、乗客は全員イエメン人。男の人はみな白い衣装。赤いスカーフ。女の人は真っ黒の服。目の部分以外すべて隠れている。待合室では明らかに浮いていた。機内の座席位置は男女ではっきり区別されている。僕の左隣には30くらいの男性、右は50くらいの男性。若い男は英語を話した。

0703311802「日本人!?チャイナと同じ顔だ!サナアには観光で?グレイト、良いところですよ。気に入ると思うよ。ところで車は詳しいですか?マイフレンド、トヨタの部品は安く手に入りますか?」

とりあえずイエメンでは日本人のイメージは良さそうである。日本を出て24時間後、サヌア国際空港着(写真)。

O氏の乗ったNW機が機材故障で2時間も遅れた為、北京空港から天津行の最終バスに間に合わず、タクシーで天津に向かう。天津までは150km。東京からだと前橋や沼津くらいの距離。タクシーでの移動としては人生で最長距離だろう。

運転手もさぞかし大喜び!...と思ったのだが、そんな感じにも見えない。乗る前に値段交渉すると500元(7500円)と言ってきたので、もっと安くならないかと言ったところ、じゃあメーターで行こうと運転手自ら言い出す。あれ?メーターの方が高くなるってことだろうか?

メーターをまわすと売上記録が残り納税しなくちゃいけなくなるので、運転手は嫌うことが多い...はず。乗客にとってはメーターの明朗会計の方がありがたい場合が多いけど。発展途上国などメーターが普及していない国では値段交渉がいつも面倒で、今回も覚悟はしていたのだが。


1時間ほど走った高速道路のジャンクションのような所でいきなり止まる。そこには冀(河北省)ナンバーのタクシーが1台止まっている。どうやら今まで乗ってきたタクシーは北京ナンバーで、天津まで行くのが面倒なようだ。時間は深夜1時。天津で客を拾うことは出来ないし、また北京に戻るのも大変、この辺で勘弁してってことか。
この時点までのタクシー代(メーターの96元と高速代10元)を払い、タクシーを乗り換える。
これまでのタクシーは初乗り10元、1kmにつき1.6元。新しいタクシーは初乗り5元、1kmにつき1.2元と安い。北京とその隣の河北省だけでこんなに物価が違う。安い車に乗り換えられてこっちにとってもラッキーだ。

京津塘高速にのり2時間、やっと天津に到着。最初は運転手の運転の荒さ、車間距離の短さに驚いていたのだが、到着した頃には慣れてしまった。日本の10倍くらいの確率で交通事故が起こるような気がする。統計見てないけど。

料金は360元(5500円)。まぁ予定通り。運転手は途中みかんを何個かくれたり、タバコを勧めたり(僕は吸わない)。途中ガススタンドでは仲間の運転手(?)に「日本人乗せてるんだぞ」と自慢したり...
と良い人だった。

タグクラウド



カテゴリ