航空券は普通に購入した。2000インドルピー(約3000円)。安い。BGは格安航空会社ではない。国営のナショナルフラッグキャリアなのに(因みにバングラデシュには他に航空会社は2社ある)。
カルカッタには、AirAsiaでバンコクから昼12時30分に到着した。
BGのカルカッタ出発予定時刻は19時30分。
イミグレ職員の暖かい配慮によってトランジット扱いになったため、空港の制限エリアから出ることが出来なかった。このインド人達相手のやりとりだけでも、もう"おなか一杯!!"と感じるくらいの紆余曲折が有るのだが、ここでは触れない。
カルカッタは大都市でそれなりに空港利用客は居るのだろうが、カルカッタ空港で国際線同士の乗継をする人というのは皆無らしい。
そしてBG出発の一時間前。チェックイン。
なぜか出発時刻19時30分になっても何も起こらない。乗客もみんな普通に待っている。あれ?
僕のアイフォンの時刻設定のミスなのかなと思う。いや、でもゲートに飛行機すら無いんだけど。
客が怒り出す。
乗客達 「どうなってるんだー」
弁当屋 「自分は売店職員だ。航空会社の者じゃない。弁当配れと言われて持ってきただけだ。」
22時。「ここ(ゲート前の待合室)から外に出させろ」
「BGの職員を出せ!」と乗客有志(?)が団体交渉。
おしまい。いや、別に取り立てて書くほどのことじゃないのだろうけど。
久しぶりに旅に来たなと思えた。
何も無いカルカッタ空港で11時間じっと我慢できた自分はエライ。
ダッカ到着は深夜1時30分。
その日の23時50分発でダッカを出発するので、滞在時間は24時間もない...
BGは期待を裏切らなかった。