185五島の最近のブログ記事


長崎県の五島諸島へ行った。
東日本に住んでいるとあまりの馴染みの無い地域なのだが、意外と広い。
五島諸島といっても実際の島の数は五島ではなく、とても短期間でまわれる規模ではない。
 
かなり忙しく動き回ったのだが福江島と中通島の一部をみただけ。
後半は平戸、歴史好きにはたまらないところだった。
 
五島で驚いたのはカトリックが今も根付いていることだ。
集落ごとに立派な教会が有り、住民が祈りに来ている。子供が教会で遊び、
おばあさんが買い物途中に寄って祈っている。
信者は収入の0.3%を寄付する仕組みが出来上がっている。
いくつか有名な教会だけ見学しただけなので、もっと深く調べてみたい。
 
後は魚が新鮮で安いことか。かなりの漁獲量があるようで、新鮮なのは当然として本当に安い。ここで朝獲れたのを空輸して、東京のスーパーで一桁高くなって(さらに居酒屋で倍の値段になって)売られているのだ。
1泊2食ついて5500円の民宿で一人ごとに、伊勢海老(1/3匹くらい入っている)の味噌汁、小さいふぐのみそ焼が丸々1匹。ひらめの刺身がどーんと出てきたのには感動した。
スーパーでの買い物が楽しい。帰りは高速バスなので、持って帰れないので買わなかったが...
 
 
以下、ざっと足どり。
 
 
木曜日(10/5)
最終便で福岡へ、博多港0時1分初のフェリーーで福江島の福江港へ。
 
金曜日(10/6)
朝、福江着。レンタカーで福江島を一周。
堂崎、水の浦などいくつかの教会、ドンドコ滝、柏崎、
小浦浜をまわり、夕方荒川温泉に入る。
荒川港でヨットで旅をしているオランダ人を見つけ話す(低気圧で避難中)。
井持浦教会をのぞき、大瀬崎で日が沈むのを見る。
玉之浦の民宿で豪華に魚を食べ、寝る。
 
土曜日(10/7)
鳥山島、鬼岳を経由し、福江港。
福江港より中通島の青方港へフェリー。
レンタカーを借りて中通島、奈津と頭ヶ島教会、上五島空港を見る。
榎津の民宿泊。
 
 
日曜日(10/8)
日曜ミサの後の青砂が浦の教会、曽根の温泉で朝湯。
有川港より佐世保港へジェットフォイル。
佐世保でフレンチのランチ。佐世保より松浦鉄道で田平、
バスに乗り換え平戸島へ。
三浦按針(ウィリアムアダムス)の墓や、平戸のオランダ、イギリス商館跡を見学。
平戸牛の焼肉。平戸のホテル泊。
 
月曜日(10/9)
早起きして平戸市街地やザビエル教会、松浦氏の資料館などを見学。
バスで佐世保へ。佐世保で特急に乗換、博多へ。
博多より夜行高速バス。
 
火曜日(10/10)
東京着。

(10月6日16:37)

200610061627荒川港で、ヨットが係留してあった。日の丸の旗が揚がっている。船の名前は「阿里山(アリシャン)」と書いてある。ソーラーフレーム(自家発電)が付いているので、長距離の航海が出来るのが見て取れた。

ガイドブックによると荒川港(地図)は「国際避難港」に指定されており、海が荒れた際は外国籍の船舶が非難してくるそうだ。避難港とは小型船舶が避難の為に整備された港湾のことで、港湾法で定められ日本では35箇所あるそうな。

荒川温泉に入る前から気になっていたので、温泉から上がったあと、船の中に声をかけてみた。

船にいたのはヤンさん、オランダ人。どれくらい航海しているのかと尋ねたら、ちょっと質問の意味を解しかねたように「23年間」と答えた。僕も意味がよく分からなかったが、話を聞いてみると23年間旅をしているようだ。旅の途中で仕事をしたり、船を買いかえたりして、一箇所に1年以上いることもあって、どこからが旅で、いや「旅」とは何かという、まぁ答えの無い話になりそうなので詳しくは聞かなかった。普通の日本人よりは僕は抵抗は無いと思うのだが。

日本では福岡で語学教師になり、割りと長い間住んでいたようだ。いや家は無いので長期滞在をしていたという表現の方が適当か。港にヨットを留めてそこで生活していたそうで、この「阿里山」は日本で中古で買ったようだ。

リッチですねと言ったら、日本人はいつもその話題を一番に言うと笑われた。僕のように旅の話から会話をはじめる人より、お金の話からする人が多いようだ。

まぁ理解できる。僕もあの旅の後に聞かれたことは「いくらかかったか」「その間仕事はどうするのか」といったことがほとんどだからだ。旅の話、例えば「###では何食べた?」とか「###人はどういうくらしぶりをしているか」と聞いてくる人はほとんど居ない(笑

ちなみにこの船の値段は聞いたような気がするのだが忘れた。中古のマンションくらいと言っていたのは覚えているのだが。「私はホームレスです。家を買う日本人の方がよりリッチだ」と言っていた。

これからは甑島諸島や屋久島、沖縄、宮古、石垣を経由して台湾、クリスマスは香港で迎えるという予定だそうだ。欧米人は冬は暖かいところで過ごしてまた日本、夏にアラスカを経由してアメリカへ移動するヨットが多いそうだ。考えただけで楽しそう。

船はベットルームやトイレも2個有り、中には入っていないがそれなりに快適そうなのだが、広い海でこれだけの小さな船だとやはり寂しそうで、自分では無理なような気がする。

英語、日本語もそれなりに理解する人なので話は面白かったのだが、大瀬崎の夕陽に遅れそうだったので半時間ほどで別れた。

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