シマノフスク(Шимановск)はアムール州西部、シベリアの入口というべき町で人口2万人程度。産業は...なんだろう。鉄道の駅が最も就業人数が多いと思われる。要するにシベリアへの鉄道輸送物資の集坦地、めぼしい物は何も無い小さな町だ。 ただ、ここより先は1300km先のチタ(Чита)までまともな町は無い。重要な町なのだ。
来年の夏の有る計画(未定/僕は参加しないのだが)の計画、下見の為にこの町へ赴いた。立ち消えになった「世界で一番寒い所へ行こう」企画の為に取得したロシアビザがもったいないからというのも理由の一つ(ビザの有効期限は3月25日だった)。
1年半ぶりに行く町で、僕のことを覚えててくれているのか楽しみでは有ったが、治安状況が分からない、情報が全く無いところへ行く不安も大きかった。
そんな所へ行く日本人も居ないし、ガイドブックは無い。3月はシベリアではまだ「冬」だろうし、日照時間も短い。そもそも自由に行動できるのだろうか、心配事は尽きない。
ただ、僕は行ったことが有る。宿泊施設が少なくとも1件有る事を知っている(冬季閉鎖されてるかもしれないが)。
それだけの自信で旅に出た。今回はもちろん車ではなく、航空機と鉄道でだが。
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で、結果だが、たどり着くことは出来た。計画していたよりも安く。
シマノフスクの人たちも覚えていたし、この珍しい訪問者をみんな歓迎してくれた。
中ソ国境、それも満州里などの幹線ではない箇所を、鉄道ではなく陸路で越境した外国人は少ないはずで貴重な体験が出来たと思う。シベリア鉄道のローカル列車に乗れたのも良かった。
ロシアへの観光ビザを取得するには、ロシア内でのホテル、交通手段をすべて予め予約し代金を支払わなければならない。今回のような経路の乗車券を日本で購入することは出来ないし、大都市でもないシベリアの小さな町の宿を日本から予約することは不可能だ。つまり、正攻法では無理なのだ。ロシア連邦政府にコネをつくり、大金を使えば別だが。黒河にはロシア領事館は無い。北京に大使館は有るがビザを取得するには日数が必要なので予め日本で取得しておいた方が良い。
週末を利用した短い期間(5日)の割には、濃い時間をすごせた。中国東北部へいくのも初めて。この地域はまだまだ見てみたい箇所が多いので、また近いうちに行くことが有るだろう。
