吹上-加世田-坊津-枕崎-開聞

大雨。朝10時過ぎまで温泉で休むが、雨が止む気配なし。
合羽を買って、自転車旅を再開すると、しばらくして雨は上がった。
吹上浜は人影全く無し。

加世田から坊津を目指すことにして山越え。標高500m以上まで上る。信じられんつらさ。坊津を経由せずに国道を枕崎に抜けることも出来たが、ここまで来て坊津に行かねば後悔しただろう。

坊津は何も無かった...日本三津として栄えた湊の面影はじっくり探さないと気付かない。
中国からたどり着いた鑑真はどう思ったのだろうか。

疲れ果てて道端でおにぎりを食べていると、おばあさん話しかけてくる。日本語とは思えないほど言葉が違い、全く理解できない。アクセントは日本の田舎のまさしくそれなのだが。単語からして違う。こっちが言う事は理解出来るようで、話した内容に言葉を返してくれるのだが、それも何を言っているのかが分からない...

その後も数十mの高さの坂を何個も越え、枕崎に17時着。下り坂は一瞬だった。枕崎は田舎とは言え、漁業で栄えた薩摩半島の唯一の都市。国道沿いに店舗も有るが、時間の余裕が無く通り過ぎる。

目標の指宿まではたどり着けず。適当な大きさの駅(自転車置き場が有る駅)を探して数時間。ようやく開聞駅に到着したのは20時。真っ暗だった。

この旅で千葉を出てから初めて、(頭につける)ヘッドライトを使用。それくらい真っ暗だった。道を踏み外して南シナ海の藻屑となるわけには行かないので。

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