2017年10月アーカイブ



江戸時代後期に世界一周をした尾張国の14歳の少年"音吉"。彼の存在を自分が知ったのは約10年前。 シンガポールの墓地に眠っていた彼の遺骨の一部が、彼の故郷愛知県の墓に戻ってきたことを報じる記事をみたからだ。

アメリカでインディアンの捕虜になり、カナダ人に助けられてハワイ、南米を経由してイギリス、アフリカ、シンガポール、マカオを経由して日本に戻ろうとするが、幕府に上陸拒否され船を砲撃される。その後イギリスに帰化、シンガポールで会社運営、死去。マカオでは世界初の日本語で聖書を発行。

現代の人々には全く忘れられていた彼の存在を有名にしたのが、音吉の故郷の愛知県知多郡在住の人達の行っていた遺骨帰国運動なのだが、それについて書かれた記事が今週の日経朝刊の文化欄に載っていた。

当時"町長"だった彼は退職後の今も、音吉顕彰会の代表としての活動を続けているとの事。これからもまだ新しい発見が有るかもしれない。ごく限られた人しか関心の無い事かもしれないが、このような"興味を持った普通の人"の活動に期待する。

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