ベルホヤンスクには小・中学校が有る。高校は隣の町(と言っても60km離れている)Батагайに有り、通えないので寮に入るらしい。滞在3日目はその学校を訪問した。ベルホヤンスクの人口(1200人)の割には学校の児童・生徒数は多い。たぶん...

中西 圭一さんの投稿 寒極の町の小学校

2日目は山へ。町から数km離れた狩人の小屋まで車(UAZ)で行く。しばらくは凍結したヤナ川を走り、何の目印も無さそうなところで土手を上がる。人里離れたこんなところにも一本の轍が有った。「以前ここに人が来たのはいつかな?」ふともらした一言...

中西 圭一さんの投稿 2016年3月28日
Verkhoyanskの町から数km。
凍ったヤナ川を車で下り、名も無い山(200mくらい)登る。
ここは北極圏。気温は-40度くらい。
写真で伝えにくいが、歩いている所の右側に急斜面が有り、尾根伝いに下っているところ。






飛行機を降りて、自分で飛行機から預け荷物を降ろしてトラックの荷台へ。
キャビンの下の貨物室に入るなんて初めて。荷物をトラックに積んでからは滑走路を各々歩いて空港のメインビルディング(笑)へ向かう。滑走路は舗装されていなかった。
生まれて初めての氷点下40度は意外と大丈夫だった。
空港では、前もって連絡を取っていたベルホヤンスクの中学校の英語教師のGalinaが迎えに来てくれていた。もうこれでこの旅は半分成功したのも同然。



(2/29ヤクーチヤ航空 R3423便ヤクーツク発バタガイ行)


搭乗前から何かが普通でない事は分かった。
ヤクーツク空港の出発ゲートを入ったところで係員から「帽子は持っているか?」と尋ねられた。もちろん持っているよと答えたが、ゲートを出て航空機に向かうバスに乗った時にそんな質問をされた理由が分かった。 バスの中は-30度だったのだ。乗客が全員乗り込むまでバスの扉は開いている。肌を露出していると危険なのだ。
それにここから先、目的地の気温は-40度以下。勘違いしている乗客はいないか、最低限の装備を持っているかの確認をしているのだ。

飛行機はソビエト時代の名機An-24(アントノフ24型)。5段くらいのタラップ(屋根は無い)を一人づつ上がる。タラップの下に係員がついて2人同時に行かないように制御している。

機内は2人掛けの座席が10列ほど並び、満席だった。
座席位置は指定されているが、滅茶苦茶だ。自分の席は空いているように見えたが、隣に座っている男の子から「パパが来る」と言われたのであきらめて後方の席についた。

乗客が全員搭乗するまでドアが開いているので、機体の中は凍えるように寒い。いや、本当に凍る。ドアを開けていると暖房などつけても無意味なのだ。全員が乗り込むと暖房が入るが、飛行機の暖房だけでは暖かくなるまで時間がかかるので給暖車からホース(パイプ?)を使って暖気が機内に入れられる。ホースは機体前方から客室内に入れられるのだが、こんなのを実際にこの目で見るのは初めてだ。


前方に座っていた人は非常に暑かったと後で聞いたが、後部の座席では寒かった。

飛行機は1時間くらい暖められてから滑走路に向けて動き出した。30年前の旅行記によると-50度になるとエンジンはかからなくなるので、一旦エンジンをかけると一日のフライトすべてが終わるまで止めないと言う。



機内は飛び立つころまでは暖かいとは言えない。スチュワーデスのこんな制服は一見の価値がある。

飛行してからはいつの間にか寒さは気にならなくなった。高度はずっと2000m弱くらいの低空飛行。景色は一面の銀世界。





当初は犬ぞりで、ヤクーツクの町のから17km離れた場所にあるシャーマンツリー(呪術者の木)まで行くつもりだったが、諸般の都合で中止に。
交通手段として乗るのではなく、犬ぞり体験として数百メートルだけ乗った。
結果としてまぁこれで良かったと思う。 シベリアの大雪原をこれで旅するのは少しきつい。























世界で最も寒い村に行く事になり、まず服装の事が問題だった。
サハ共和国の首都 ヤクーツクで衣服は調達できることが判明したのだが、日本で調達できるに越したことはない。
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同行者のほとんどは モンベルで何点かの服(上着も下着も)を買っているようだ。登山をする知人などのアドバイスを参考にしている。
ただ、自分はお金も余裕が有るわけでもないし、また天邪鬼な性格なのか、ヤクーツクの市場で現地の人が着ているコートや靴も考えているのだが、何か別の方法があるのではないかと考えた。
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北海道でも-30度以下になることはある。真冬の北海道でも外で働く人はたぶん居る。登山用品店ではなく、作業服を扱う店で店員に聞いてみた。
新宿萬年屋 http://mannen-ya.co.jp/old_log/cn4/index.html
「-40度くらいでも耐えられる服って無いですかね」
「え、いやうちは-10度くらいならたくさん有るけど、-40度は無いですね、お兄さん何の仕事してるんですか?」

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そんなやり取りを繰り返してたどり着いたのが、下のリンクの会社だ。
http://www.senyouhin.com/?pid=82729066
静岡市 清水で船の乗組員向けの衣服を取り扱う会社(清水港遠洋漁業で有名)。冬の北の大海原の船上で作業する人や、マグロの冷凍庫などで作業する人の服なのだろう、-60度でもと書いてあった服を今回のために購入した。
上下で15000円。スポーツ用品店と比べたらかなり安い。果たして効果は有るのだろうか。結果は数日後に判明する。

追記:この服がダメ(役に立たない)な場合でも、 ヤクーツクに到着後、ベルホヤンスクに出発する前に、現地の人が着る服を買いに行く予定を組んでいます。価格などもだいたいは調べています。また、現地での案内人も話をつけています。もちろん、それでも心配事は尽きないのだが...

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