バングラデシュ、ダッカへの航空券の予約をとったとネットに書いたところ、知人から写真を届けてほしいという依頼を受けた。前回のダッカ旅行の際に現地の人を撮った写真を、その人に届けるというもの。
写真と一緒にもらったメモに書かれていた手がかり。
「チョト・カトラ(地球の歩き方に載っている、中世の隊商宿跡)近くの神学校で撮ったもの。右端に移っている男の子が案内役。現地に行けば分かると思う」
「チョト・カトラ(地球の歩き方に載っている、中世の隊商宿跡)近くの神学校で撮ったもの。右端に移っている男の子が案内役。現地に行けば分かると思う」
...たったそれだけ?
と思ったが、とりあえずそのチョト・カトラなる場所に向かった。
(5月4日)
目指すチョト・カトラ到着。このあたりのエリアだと言われるが分からない。300年以上前の隊商宿と言われても...自分はロマンも何も感じない...(この写真の建物というわけではなく、この位置にメイン建物が有ったという事らしい。レンガ造りのゲートだけ残っていた)。


さて、どうするか。
ダメモトで道行く人に写真を見せてみる。
「写真に写っているこの人を知ってますか?」
言葉が通じているのかどうかよく分からぬまま、子供達とたわいないことを話しながら数分、ここだよと言われて門をくぐってある建物の敷地に入ると、人が居たので声をかける。
写真を見せると、おーーと驚かれる。
「これは自分だ」と言われる。え?そうなの?
学校の中を案内してもらう。4階建てくらい。レンガ造りでかなり年季の入った建物だ。
寮制のようで、学生が住んでいる部屋も有った。興味深い。部屋の中は暗かったので、フラッシュの無いiphone3では写真が撮れなかった。
屋上のテラスからは眺めが良い...ような気もする。
神学校なのだからイスラム教儀に基づいた教育がされているのだろう。バングラデシュの歴史の知識が少ないのが残念だ。この日の午前中に寄った博物館で自分の無知を知ったので、少し勉強しなくては。
...という事で、ミッションはあっさり無事終了。楽しかった。
もし次回ダッカ旧市街に行く、興味の有る人が居れば今回撮った写真を渡したい。