日本銀行”本店”で納付する

普段は気にも留めない事が、急に気になる時が有る。

今回は納付書に書かれていた「日本銀行本店、支店、代理店又は歳入代理店で現金で支払」をするようにとの文章が気になり、直接、日本銀行”本店”に行ってみた。たいていの人は家の近くの歳入代理店(つまり普通の銀行)で支払うのではないか。

日本銀行の前はよく通るが、中に入った事は無い。あれ?入口ってどこに有るんだろうか。日本銀行ATMが有るわけでもないし、そもそも窓口カウンターが有るのだろうか?

警備員に訊ねようと旧館前の路上に自転車を止めると、声をかけたわけでもないのに警備員の方から寄って来て(笑)、新館の方に行くように教えてくれた。

”普通の人”が入って良いのか一瞬考えてしまう雰囲気の新館の入口。警備をしているのは警備員ではなく警察官。守衛室ではなく”警視庁中央警察署 日本銀行警備派出所”と書かれている。ここはルパン3世クラスの強盗団の急襲にも備える必要がある場所なのだ。たぶん。

「国庫金お支払の方ですね」と声をかけられる。先ほどの旧館の警備員から無線で連絡でも有ったのだろうか。

入館時にセキュリティーチェック。カバンを渡して金属探知機をくぐる。警備員は何人も居る。支払を一件するだけに来たのだが(笑)。

1階は体育館くらいの広さの大きな一部屋。真ん中に長い通路が有り、左右にカウンターが並んでいる。たくさんの行員(100人くらい居ると思う)が働いているが、一人の客も居ない。

支払のカウンターでは行員が納付書をよく確認して、お金を丁寧に数えている。番号札を受け取り、10分ほどして別の窓口でその番号札と引換に領収証を受け取った。

普段何気なくコンビニや銀行の窓口でしているこの”お金を払う”という簡単なことに色々な意味合いが有るのだろう。そもそも普通の銀行がどのような処理をしているのか知らないが。

納付場所と領収証の受取場所はかなり離れている。領収証は納付書に領収印を押したもの(つまり同じ用紙)なので、誰かがこの間を物理的に運んでいる。

自分がベンチに座って待つ間(5分くらい?)、この大きな空間に客(←と呼ぶのだろうか)は誰も来なかった。 [番号札4]は今日の4番目の訪問者という事のような気がする(違うかもしれない)。自分が行ったのは15時くらいなのだが。

銀行内では写真を撮る雰囲気ではなく、警備員に訊ねてみたがやはり撮影禁止だった。

旧館の見学ツアーや、併設の貨幣博物館に行った事のある人は多いと思うが、実際に日本銀行本店を”銀行窓口”として使ったことのある人は少ないんじゃないだろうか。

ネットを検索しても記事が見つからない。これは”わざわざ書くほどの事ではないから”?

日本銀行の向かいにある貨幣博物館は無料で誰でも入れる。

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