保険料10円で..

航空券を買ったお客様からモスクワから国際電話(弊社はまだ、国際線航空券は知人にしか売らないという臆病な会社だ=今回のお客様ももちろん知人だ)。電話の内容は、接続の飛行機が4時間遅れになり、モスクワでの乗換待ちが14時間になってしまった。何か良いアイデアは無いかいうもの。

食事のサービスも...モスクワ空港だし期待薄。待ってもらうしかない。(先月の広州での遅れのときは「水」が無料でもらえた)


で、「航空機遅延補償」の保険について調べてみた。
まずクレジットカードに無料付随の旅行保険では、一般カードでもゴールドでも「遅延補償」「手荷物遅延」も見当たらなかった。プラチナカードですら「補償金上限は2万円」。やはりそれだけよく発生するのだろう。どこか無料付随のカードを知っている方教えてください。どこかには有ると思うのだが...
有料保険ではさすがにどこも(東京海上でもAIUでも損保ジャパンでも)取り扱っていた。ただ自由加入プランでもどうやら「傷害」か「疾病」と組合さねばならないらしい。障害や疾病はクレジッカードに付いているからあまり必要としないのだが...(受取補償金を増やしたい人にとっては良い制度だ)。

保険の中身だが、「航空機遅延補償」の保険料は100円弱。これで航空機が6時間以上遅れた際に発生した「交通費・宿泊費・通信費その他費用の実費が上限2万円まで」もらえる。

「寄託手荷物遅延補償」も保険料は100円弱で、航空会社に預けた荷物が「6時間以内に受取出来なかった場合にかかった身の回りの品、購入した衣類の実費が上限10万円まで」もらえる。
うーん、6時間遅れは経験したことは有るが滅多に無いしなぁ...ただ200回旅行したら1回は起こっている。もしかしたらお得なのか??(掛け金100円で20000円もらえるという事は)。

荷物も違う空港に運ばれた人を知っている...入った方が良いのかも。ただどちらもネックは1回の保険の掛け金は1000円からということ。旅行の度に1000円の保険料を払うのは少し考えてしまう。いや、旅行業の立場で言わせてもらうと「入らなきゃダメですよ」なのだが。


ところで最近見かけるのが「テロ等対応費用担保特約」。下記事由により遅延した場合に「交通費」「宿泊費」「通信費」が上限10万円もらえるというもの。

  • 被保険者が搭乗又は搭乗予定の交通機関、又は入場施設に対する第三者による不法な支配、または公権力による拘束
  • *被保険者に対する公権力による拘束

なんだこれ、この前の中国旅行で僕が体験したことそのまんまではないか。結局あの時は往路でも復路でも1日づつ遅れ。全額自己負担。電話代だけでも数千円かかったというのに。保険料はなんと10円。入っておけばよかった...

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