神輿職人宮田さんと酒を飲む

この日スナックに行ったのは宮田宣也さんに会うため。若い神輿職人。亡くなった神輿職人の祖父の跡を継いでこの世界に入ったとのこと。

この日はヨーロッパから帰国したばかりで、こんな日に話を聞けて光栄、と言うかなんだか申し訳ない。 リヨンでのイベントの後は、来年ブルガリアで行われるイベントの打ち合わせでソフィアに行き、そこから帰国したばかりと言う。
神輿製作の本業の合間に、担ぎ手の少ない祭りに神輿の担ぎ手として参加していると聞いたのだが、参加する祭りは年に50日くらいあるという。平均するとほぼ毎週じゃないか!
ただ、祭りが有る季節はだいたいまとまっていて、神輿を担ぐ祭りが一年中有るわけでは無いとのこと。「今日は祭は無いのですか?連休なのに」と尋ねると「いや、今日は新嘗祭なので、祭りはないですよ」と冷静な回答。

ブルガリアと日本は来年交流年(国交80年など)で、首都ソフィアで大きなイベントをするという。初めてブルガリアに行ったのは薩摩人で、彼は露土戦争でロシア側で戦ったなど興味深い話を聴く。これまでも何度も海外でのイベントで神輿を担いだと言う彼の話は面白い。

長渕剛を歌うイケメン。カリスマ性オーラが漂っているのだが、物腰は柔らかい。これはすごい人だ…というのは自分が酒で酔ってたから言っているのでは無い。
もうすぐドキュメンタリー映画が公開されるとのこと。
酒はブルガリア土産の蒸留酒ラキア。

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