[船堀-2] 住宅街にヒンズー寺院
昼食を食べて店を出た。次はどこに行こうかとgoogleマップを開くと近くに「ヒンズー寺院」の文字が有る。東京の住宅地にヒンズー寺院とは珍しい。さすがインド人が多く暮らす江戸川区。どんなものなのかと思い地図をよく見ると...店のすぐ隣じゃないか。
でもそれらしき建物は無い。インド料理店の隣は2階建てのアパートだ。おかしいなと思い表札を見ると…なんと「寺院」と書いてある(笑)。そして矢印が。矢印の先にはヒンズー寺院が有った(笑)。これは外観からは絶対に予想できない。
勇気を出して中に入ってみると...インド人がたくさんいた。突然乱入してきた異邦人を温かく迎え入れてくれるインド人(いや、ここは日本だ)。
「12時半から礼拝が始まるのでぜひ一緒に。写真も動画も自由に撮って良い」との事。
礼拝が始まる12時半になると多くのインド人たちがやって来た。インド人は時間にルーズだという先入観が有ったが、今回は時間には正確だ。
言葉が全く分からないのだが、進行役との掛け合い、歌の唱和などが有った。祭壇の近くには、白い袈裟だけ身に着けた男性が居るのだが、彼だけが真っ白の肌なので目立つ。カーストの頂点に立つバラモン(神官)だと太一君は言う。
インド英語で法話のようなものが有った。英語だったのは僕たちが居るからか、この教団の母体がアメリカに有るからだろうか。非常にインドなまりが強くて自分はほとんど聞きとれなかったが、商社でイランやドバイの人達を相手に仕事をしているハワイ君は普通に聞きとれたとの事。ただハワイくんは退屈そうで早く出たがっていた。
礼拝は30分くらいとの事だったが、1時間ほどあった。予想外に”異文化体験”が出来て良かった。狙っていくのではなく偶然みかけて入ったという点も大きいと思う。
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