【嶮暮帰島】野鳥舞い無人島,アザラシ泳ぐ海/北海道浜中町

琵琶瀬湾のペンションオーナー瓜田さんに舟を出してもらい嶮暮帰島(ケンボッキ島)へ。嶮暮帰島の上陸はガイドの同行が必要で、現在その認定資格を持つガイドは瓜田さんしかいない。天候理由で冬季は行けず、今季はこれが3回目とのこと。

嶮暮帰島は現在は無人島。20年ほど前までは夏期には漁師も滞在していた。東京で会社員だったムツゴロウ氏が北海道に移り住んでまず1年間暮らしたのはこの島だ。今回は3時間の短い滞在だったが多くの海鳥を間近に。海上ではアザラシが見えた。遠目には海上に隆起した岩山で、上陸など出来ないように見えたが、島の西部に岩浜、わずかな平地がある。港湾は無く、ボートを浜に乗り上げ下船した後は、杭にロープを結び係留する。

60mほどの高さの山の上は広大な平地。傾斜は多少急だが獣道が作られていて、意外と簡単に登れる。遮蔽物は無いので眺望は非常に良い。北には浜中町の市街地、南方は太平洋。

ツアーは往復の乗船時間を含めて三時間。瓜田さんは琵琶瀬で生まれ育ち60年、ペンションを開いて36年。島の自然や、浜中での暮らしについては詳しく、楽しく話してくれる。たくさんの写真。文章では簡単にはまとめることのできない、充実した三時間。写真などはいずれウエブサイトに。

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