奈良時代の採銅、平安時代の牛の放牧から続く歴史ある島も今は人口24人(2003年で114人)。
光市の中心部からは少し離れた室積の集落の港から連絡船に乗った。船は1日3往復。人口24人では仕方ないが少し不便だ。
廃校となった小中学校の規模を見てかつては多くの人が暮らしていたのが分かる。集落の家も石垣の上に家屋はあるしっかりしたものが多い。次々と取り壊されているようだが。
短い集落の散策を終え港に居ると、島民のおじさんが話しかけてきた。船の時間が迫ってなければもっと色々聴けたのだが。浅い入り江に30cm越える大きな魚が悠然と泳ぐのが見える。港湾内でアオリイカ釣れるよ、と。