アラグチ イラン外務大臣
いくつかのニュースに出てくるイランのアラグチ外務大臣の名前で思い出した。彼は東日本大震災の時の駐日イラン大使だ。
原発事故を受けて大使館閉鎖して海外脱出する国もある中、彼は「バム地震の際に日本が多大な支援をしたのを忘れていない」と大使自ら被災地に炊き出しに出かけ、「日本は必ず復興する」と話していたはず。すごく親日な人だ。離任後に旭日重光章(日本国に対し顕著な功績を挙げた者)も受章している。
今回の件で「日本船の通過を認める用意が有る」というのは事実だろう。ただしイランは大統領や大臣など行政指導者よりも、宗教指導者(誰が継ぐのか不明だが)の方が地位も実力も高い国。
今、テヘランでは強硬派(亡ホメイニ氏中心)と穏健派(アラグチ氏など)で争っている。大臣とはいえ権力は大きくない。
イスラム宗教国家であるイランで、イギリスの大学を出ているアラグチ氏が大臣になるのはすごい事だ(ホメイニ氏は当然イスラム神学校出身だ)。アメリカもそれを分かってイラン指導者周辺を皆殺しにしてもアラグチ氏は殺害せずに残しているのだろう。イランの外務大臣が親日で、日本と繋がっているのは大きい。アメリカはイランに対して強くしか言えないが、日本は独自外交が出来るかもしれない。
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