ネット乞食

今から10年以上前、まだネットの黎明期。 ISDN回線が普及し始めたころだ。 「ネット乞食」なる存在のものがあった。 ウェブサイトやパソコン通信のBBSなどネット上に、自分の銀行口座を記載して「心優しい方はこの口座に振り込んでね」 という内容を書いておくのだ。何かを売るわけではない。ただ、お恵みを待つだけ。まだまだ一般人でサイトを持っている人は少なかった。ほとんどの人はHTMLすら書けなかった時代。物珍しかったこともあり、そんな奴に振込みをする奇特な人も居たらしい(いまいち信じられないが)。

そんな時代のことを思い出しながら、当時書かれたサイトのページの文章を読んでいた。 一回見たときには気付かなかったが、すごいことが書いてあった。 振込口座の口座名義が...同姓同名だ。本当に自分ではない。

http://web.archive.org/web/20011201232600/www.powertoday.com/beg/index.html

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