【薩摩硫黄島】海の色

硫黄島が見えてきた。噴煙が上がっている。平安時代に”鬼界ヶ島”と呼ばれたのも分かるような気がする風景。昔話に出る鬼が島はこんな感じだろうか(鬼界ヶ島は現在の喜界島の事ではという説もある)。

硫黄島の周囲の海底は複雑な地形をしている。 硫黄岳自体も活火山だが、周囲には他にも火山が多くある。カルデラが海底に有るのだ。喜界カルデラ」については詳しいページで調べるとして、硫黄島に向かう船「みしま」の船上から景色を楽しむ。

近づくと海の色が明らかに異なる部分が有るのが分かる。この水色の部分の水はアルミニウムが含まれているとの事。

港に入ると明らかに色が違う。堤防の部分ではっきりと分かれている。もちろんこの赤茶色は硫黄が混じっているからだ。

湾内は完全に赤茶色。写真は接岸作業中、船から撃ち投げられたロープを結び付けているところ。
島の人に聞いたところ、堤防が出来るまでは砂浜も有ったらしい。その頃は海がめも産卵に来ていたとのこと。堤防が出来てからは水が回流しなくなり、湾内から出る硫黄が溜まっていてこの色になったとの事。このあたりは掘ればどこでも温泉は出ていて、湾内には局地的に水温が高い場所もあるらしい。

後方に見える山は稲村岳。3000年前に爆発した死火山、現在は緑に覆われている。


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