【長崎さるく】竜馬が見上げた長崎の空 ~風頭から亀山社中跡へ

福江島からの帰路に長崎市で1泊した。船は長崎港に昼過ぎに着き、宿のチェックイン時間までしばらく時間が有ったので、長崎県が主催している徒歩散策ツアー「長崎さるく」に参加した。

この”さるく”はボランティアガイドと一緒に町を歩くというもので、それだけだと特に珍しくも無いのだが、長崎県のこれはコースが細分化されていてたくさんあるということ、参加費が安いのが良い。
この日の午後に飛び入りで参加したのは「竜馬が見上げた長崎の空 ~風頭から亀山社中跡へ~」というもので、2時間半で参加費は500円。これに「出島」の入場料510円が含まれているので実質無料だ。

ガイドは長崎で生まれ育ったという自分と同じ年くらいの男性で、色々な人と会えて楽しいからと月に3回程度ガイドをしているとの事。今回の参加者も新潟県の40代夫婦、石川県の20代の女性3人組と自分で6人だった。 坂本竜馬は人気が有るのだなというのが実感できた。自分は竜馬はあまり詳しくないので...。ただ、知識は無くても問題は無い。参加者に合わせて話はしてもらえるし、参加者同士の会話も良い。実際この日のツアーは、一方的に説明を聞くと言うものではなく、知人同士で世間話をしながら散歩をするといった雰囲気で、2時間はあっという間だった。決められたコースの後も、みんなで一緒に歩いて駅まで行ったくらい。

小川ハタ店】長崎市でも残り1軒の凧の専門店。長崎では「タコ」と読まずに「ハタ」と読む。 福江島のバラモンもだが、長崎の競技用の凧も独特だ。 店主は有名な人みたい。

この「長崎さるく」は8年前のイベント「長崎さるく博」をきっかけに始まった。30年前の社員旅行のような団体旅行は減っている。恐らくそのイベント開催期間中だけだったはずのこの企画が8年続いているのは、個人旅行者の満足度&長崎の魅力を高めるのに成功したからだろう。
通年行われるものだけでなく、炭鉱に入るものや、祭りに参加したり、珍しい料理を食べるコースもある。その道の専門家と親しくなれるものもある。今回は時間が無かったが、自分もまた機会が有れば参加したい。
長崎さるく公式サイト

Follow me!

シェアする