【カワカブ会】三江併流 旅の報告会
9月に行った梅里雪山Kawagarboの麓の明永村。
そこに行ったのは小林 尚礼さんの本「梅里雪山~17人の友を探して」を読んだから。小林さんは遭難した登山隊の遺骨・遺品探しにこの20年近く毎年のように明永村に通っていて、この本には遺品探し・聖山カワカブ巡礼を通してのチベット人との交流、彼らの暮らし・信仰が書かれている。
小林さんは現在”カワカブ会”という集まりで、チベットを中心にツアーを催行しているのだが、このカワカブ会の前回のツアーの報告会をfacebookで知り、土曜夜に参加した。
ツアーは三江(怒河,瀾滄江,金沙江)併流地域の少数民族の村と明永村を11月に1週間以上かけて訪問してまわった豪華なもので、参加者はほぼ全員が60歳以上、知的好奇心が有り元気な人たち。
小林さんは40代で精悍だが穏やかな人だった。懇親会で飲みながら少し話したが、相手の話を聞く配慮が有り、万人に好かれる感じ。
この日の報告会は、小林さんが旅の日程概略を最初に報告し、その後にツアーに参加した11人(1人欠席)が各々の興味のある分野について発表する形式。
分野は現地の宗教(キリスト教)、植物、民話など。まとまりのない感じの発表が多かったが、内容は興味深いものが多く(発表者のこれまでの人生・興味関心のベクトルの影響もあり)、一番重要なのはみなが楽しんでいる事。
「定年退職してやっと好きなだけ山に行けるようになった、あなたはまだまだ先の話だね」と言われながら、飲む。趣味・好奇心の有る人はいつまでも楽しい毎日を送る。自分もまだまだやりたい事がたくさんあるので大丈夫か。
「梅里雪山と三江併流の大横断」 旅の報告会
https://www.facebook.com/events/220134101757228