刺激的なお茶を飲む
中国人知人がお茶を持ってきた。ティーパック一つで400円もする高級茶だと言う。ティーパックと言うが非常に大きい。コップに入れるのではなく、麦茶のようにヤカンにいれてお湯を沸かしてみた。
部屋中に香りがたちこめる。すごく強い香り。花茶なのかと尋ねると、緑茶だと言う。だが自分の知る緑茶の香りではない。金木犀のような香りだ。
はいどうぞ、と出されたカップの中のお茶は鮮やかな緑色をしている。え、本当に緑茶なんだ、すごいなこの香り。良い香りと言うより刺激的な強い香り。
飲んでみると香りが強すぎて、なんだか薬のようだ。こんな強いお茶飲んだことない。美味しいと言うより、なんかすごい効き目のある薬のようだ、と話す。悪いけどこれ強すぎるよ、もっと思いっきり薄めないと自分には飲めないよ、とカップを下ろす。
何てお茶なのか箱を見せてよと言って差し出された箱を見てみる。herb teaと書かれた文字の下にbath methodと書かれている。
おい、これ入浴剤じゃないか!思いっきり飲んじゃったよ。