懲りずにまたドラマに出る

以前お誘いがあったドラマの撮影。あれから3ヶ月。”出演依頼”はまた唐突にやってきた。


*30歳代以上男性で新聞記者役
*茶髪NG,長髪NG
*整髪料等を使用しないこと(メイク・セットをやりやすくするため)
*撮影シーン:1970年代。阿部サダヲさんと一緒に記者を演じて頂きます。
*出演者:唐沢敏明、原田芳雄、岸辺一徳、阿部サダオ
*集合は”明日14時”
*場所?赤坂プリンスホテル旧館(他の人に教えてはいけない)


替わりも誰も見つからず(撮影内容を他の人に伝えてはいけないし、そもそも撮影の前日というのが無茶だ)。で、またしても(嬉々として自分が)向かったのであった...今回は昼間の撮影、仕事を無理やり他のスタッフに割り振り、撮影場所に向かう。

撮影本隊はこの日の朝は金沢文庫(神奈川県)、午後は東金(千葉県)で撮影を行っており、ここ(赤プリ)には16時ごろ到着予定とのことで、それまでに記者会見場の設営&スタッフ打合せをやっておくという流れらしい。時間に遅れそうになり、赤坂見附駅から赤坂プリンスの新館&本館を駆け抜けて旧館地下の宴会場に着いた自分は目を疑った。

男だらけだ....なんだこれは。スーツを着た40歳くらいの男達が、メイクの順番待ちにずらーーーっと並んでいる。「阿部サダヲさんと一緒に記者を演じて頂きます」ってこんなにたくさん居るんかい!全然うれしくない(笑)。仕事半日休んで来たっちゅうのに。撮影会場に入り、言われるがまま適当に役柄を割り振り。自分は「読徳新聞の記者」で、「記者会見会場でメモを取る」というだけの役柄。数人は台詞を割り当てられ練習させられている。他にはカメラマン役、ストロボ役とか。

唐沢敏明が入ると雰囲気がいきなり変わる。これがプロか!
前回と同じで唐沢敏明はなかなか巧い&真面目に撮影、岸辺一徳は手持ち無さげに話し相手も無くブラブラ。阿部サダオはプロのエキストラと談笑、サインにも応じたり。3分程度の短いシーンなのだがいろいろな角度から何回も撮る(こんな短いシーンのために何回撮影したことか) 。

放送は最終回(今週木曜日)、自分は”阿部サダオ”と”記者A”の一つ後ろの列に座っている。前回(ずーっと映ってたが後姿が多かった)に懲りたので、今回はずっとカメラの方を向いていた(つもり)。演技力不問・目立つようにアピールしようも無い(笑)。今回もまぁ撮影裏側を見れたことや、放送前のあらすじを知れたことは面白かったのだが、うーん、なんか不毛な時間を過ごしてしまったって感じ。

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