[2025GW旅] カナス湖近くのトゥヴァ人の村へ

久々の海外旅行(8年ぶり!!)の目的地は、イリ・カザフ自治州の阿勒泰(アルタイ)地方北部。4連休しか休みなく弾丸旅行。
そこにある「カナス湖」は中国の5A級観光地で絶景景勝地だけど、自分が目指すのはそこに「トゥヴァ人」の村が有るという事を知ったから。ウイグル自治区のカザフ自治州だけど、ウィグル族でもカザフ族でもなく、モンゴル系トゥヴァ人の村。

中国でのトゥヴァ人人口は2000人ほど。「少数民族」とも認定されていないくらいの少数(中国ではモンゴル族とされている)なのだが、山脈の向こう側のロシア連邦には「トゥヴァ共和国」もある。古代中国を苦しめていた北方民族国家(匈奴、鮮卑、突厥とか)のエリア。カナス湖の絶景目当てで行く人は多いが、今回の自分の旅の目的はトゥバァ人の暮らしを見ることだ。

カナス湖までわざわざ行く日本人は少ないが、中国では「中国で最も美しい村」という触れ込みで訪問する人は多く、中国人の旅行記はネットにたくさん有る。そこに多くの人が”図瓦族(トワ族)”と書いているのだけど、これはトゥヴァ人のこと。

目指すカナス湖

トゥヴァ共和国に興味を持ったのは、シベリア横断をした時(近くを通ったが行っていない)。トゥルク語系の言語を話し、チベット仏教を信仰する、日本ではあまり知られていない民族。ドラマ「VIVANT」はトゥヴァ共和国がモデルじゃないかとも思えるくらいなじみのない国だ。トゥヴァ共和国に行くのはなかなか困難だが、ここ中国西北部ならまだ行きやすい。飛行機を乗り継げば4連休だけでもなんとか行けることが分かった。
出発は金曜の夜。海外渡航久々過ぎて何か忘れてるような気がする…

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