鬼死骸村 訪問記
今は一関市の一部になっているが、かつて実在した鬼死骸村。
坂之上田村麻呂が東北制圧した際に、敵の大将である”鬼”を倒し葬ったところ。この辺りを統治していた豪族が強かったのだろう。
一ノ関駅からのJRバス路線は2016年に廃止になり、今は鬼死骸バス停にバスは来ない。さらに国道から分かれた細い道を2kmほど行くと鬼死骸八幡宮が有る。八幡神は戦いの神。空はまだ明るいのに、木々で鬱蒼とした境内は薄暗い。集落は近くに有るが、この小さな神社に人が来ることは滅多にないはず。鬼滅の刃のブームで観光客が来るようになった…って本当だろうか?
ちなみに田村麻呂が倒した敵はここに埋まっているらしいが、首は飛んでいってしまったと言う。落下したところが 宮城県大崎市の鬼首。