Ethnic Aikawa(3)クメールの祭

ペルーのケーキを食べた後は、愛川町に有ると言うベトナム仏教寺院へ向かって車を走らせる。このあたりはベトナム戦争後のインドシナ難民が多く住んでいるところで、ベトナム寺院が有るという情報は予め得ていた。社会主義政権がベトナム全土を統治する以前の人達は仏教を信仰していたのか。
…と車を運転していると、前方に人だかりと異国情緒抜群のアジアな建物が見えた。目指すベトナム寺院にしては早いし、そこに居る人たちはベトナム人と言うよりクメール人のようだ。

車を路肩に停めて、人だかりができている、タイかカンボジアかよく分からない建物へ。何かのお祭りのようだが、本当にたまたま通りすがりに見つけたので何が何だか分からない。予想外すぎて呆然。ここは本当に神奈川県か。日本人は自分たち以外にはたぶん居ない。
いや、神奈川県の田舎でいきなりこの行列に巻き込まれる。何が起こっているのか。時空を超えてどこへ飛ばされたのか。
まわりこんで列の先頭に出てみた。結婚式ではなさそうだ。

サルの化身が寄付を集めている。1000円札、1万円札が次々と入る。年に一度のお祭りなのは分かるのだがすごい。集まっているカンボジア人は老若男女様々。昨今の来日ではなく長年にわたって日本で暮らしている人たちのように思える(おそらく昭和40年代のインドシナ難民?)カンボジア人が、本国の文化を残していることが興味深い。
このような祭りがこの日に行われていることも、クメールの寺院がここに有ることすら知らず、本当にたまたま通りすがりにすごいものを発見したように思え、来て良かった。

