[結家]明るい女将が創るGH/今帰仁

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今帰仁村の海辺に有るゲストハウス”結家”。存在はかなり昔から知っていたが、自分には眩しすぎて行けなかった(笑)。でも今回は今帰仁村で宿泊するという滅多に無い機会、当日朝に電話してみた。

電話に出たのはオーナーの”ゆいねぇ”。会った事は無いのにこの人だとすぐに判る、明るい元気の有る声。今帰仁村役場前でバスを降りて電話をしたらすぐに車で迎えに行くとの事。結家の夕食は20時からで、宿泊者各自何か1品持ち寄りの”ゆんたく”。「バス停前にAコープが有るので必要な食材は買ってきて、よろしく!」と。

宿に最も近いスーパー。都会と比べると品揃え良い&安いとは言えないが、一通りそろう。

Aコープで買い物後に電話をして10分、スタッフのイヴくんが迎えに来てくれた。イヴくんは日本一周中の20歳、結家に来て10日目。言葉の節々に「結家を好き」という意思が出ている、目がキラキラしている若者。僕にもこんな時代が有ったのだろうか…

写真はAコープの前の道路。雰囲気が昭和すぎ。

チェックインしたのは18時半。宿は大きなダイニングルームとキッチン&リビング、8人ドミが1部屋、個室が6部屋くらい。

この日の客は6泊滞在中の男性、先月にスタッフとして働いていた男性、名護から来ている男性。ドミトリーを希望したら、自分一人で貸切だった。


果たして馴染めるのかと少し心配していたのだが、女将の「ゆいねぇ」も若いスタッフ2人もすごく感じが良く快適。全国でもトップレベルの”交流型”の宿だと思う。客も全員がニックネームで呼び合い、ゆんたくではテーマを決めて自己紹介をする。それも自然に。良い雰囲気(毎日がパーティー!)を醸成するシステムが長年の運営で出来上がっている。お酒も入り、謎の”あんぱんまんゲーム”をしていると深夜に。

スタッフは任期1ヶ月と決まっていて、16日から翌月15日と、1日から月末日までの2人が居るとの事。良く出来た制度だ。

この日は宿泊客が少なかったが、オンシーズンにはゆんたくが30人以上参加するらしい。そんな日はカオスで、もしかしたら初参加の人は馴染めない人が居るかもしれない。

寝たい人から好きな時間に部屋に帰っていく。旅の疲れからか23時くらいにはベットでいつの間にか眠っていた。

朝は芝生の広大な庭にマットを敷いて、たっぷりの時間をとってヨガ。


ゆいねぇが木下大サーカスをやめて、海辺の広大な土地を買って宿を開いてなんと21年。いったい何歳なんだ!?(自分よりかなり若く見えるのだが計算合わない)。 スタッフは400人以上。宿泊者はのべ数万人になる。すごすぎる。


【結家】むすびや
〒905-0424 沖縄県国頭郡今帰仁村仲尾次609
ドミトリー・個室3000円~
予約はTELで(TEL前にリンク先ページを確認)

NAKANISHI KEIICHI

旅が好き

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