[石川屋]炭鉱で栄えた島へ 割烹/松浦

今福港は飛島と鷹島とを結ぶ航路の有る、松浦市の港。翌朝早くに出る船に乗るために、今福に有る旅館に泊まることにした。
かつて炭鉱が有り2000人以上の人口があった飛島の現在の住民はわずか37人。鷹島も同様に人口が激減していて、島と本土の間に2009年に橋が出来たこともあり、この航路の利用客も減少している。

松浦市 航路図

そんな港の有る今福の集落に有る旅館。かつては飛島や鷹島に渡る人で栄えていたようだが、今は宿泊よりも近隣住民の寄り合いなどの宴席として使われている。家族経営でみな愛想が良い。この日も奥の座敷で10人くらいの宴が行われていた。

この日の宿泊者は自分一人のようだった。宴席にも使われる旅館なので料理内容が良い。翌朝は7時前に出なければいけないので朝食は断った。夕食付1泊5500円にしては豪華だ。品数も多いし、魚のほとんどはここ(松浦湾)のものじゃないか?

部屋でオリンピックをテレビで観ながらゆっくり食べていると、花火の音が聞こえてきた。旅館のすぐ裏手の港で打ち上げられていることに気付いてすぐに駆け付けたが間に合わず。今年はコロナで夏祭りが中止になったが、青年団がお金を集めて花火だけは打ち上げた。「来年はもっとたくさんあげるのでまた来てよ」との由。

石川屋旅館
松浦市今福町浦免455
TEL0956-74-0074
素泊4000円、1泊夕食付5500円、
1泊2食6000円から(料理内容による)

NAKANISHI KEIICHI

旅が好き

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