[中島屋]外国人に人気の和風GH/熊本

日曜日夜。宿にチェックインし、ドミトリーの部屋に入ったのは22時を過ぎていた。同じ部屋になったのは、筑波で物理の研究をしているハンガリー人。30歳くらいか。週末を利用してジェットスターで熊本観光に来て、翌日に帰るところと言う。

ゲストハウスのリビングルーム

日本でハンガリー人と会うとは珍しい。20年前に ブダペストに行った事を話し、その頃のハンガリーの暮らしについての話を日本語で聞く(彼は日本語を話す)。大学はフランスだったと言うので「 ピーター・フランクルと同じだね」と答えたが、彼は知らなかった。日本で有名なハンガリー人といえばピーターフランクルを思いつくのはもう年寄りだけなのだろうか(さらに彼は数学者というのも一緒だ)。

24時前、彼が寝るので談話室に行くと、日本人の顔立ちだが日本語を話せない男と、アングロサクソン顔だが片言の日本語を話す若い男が居た。二人とも日本を横断中のアメリカ人で、たまたまここで出会ったという。

日本語を話せない方の男性は日本人と中国人の三世で、カリフォルニアの大学で英文学を教えているが、日本が好きで8回目の来日。日本語を話す方はヒッチハイクで旅行中との事(彼は24時過ぎには寝たのであまり話していない)。
翌日に鹿児島市に行くという話しをすると、彼ら二人も翌日に鹿児島に行くところだった。さらに一人は僕と同じ宿との事で、バスで一緒に行く事がすぐに決まった。些細な事だが” バックパッカー旅”といった感じがして面白い。

NAKANISHI KEIICHI

旅が好き

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