[こんぴら]囲炉裏で四万十の幸を
四万十川の支流広見川の傍に有る民宿。1泊1組しか受け入れないので当初は予約できなかったのだが、出発直前にキャンセルが出て泊まれることに。
四万十の幸の夕食を食べた後に、いろりを囲んで遅くまで飲み続けた。
夕食は普段は大皿に料理を盛りつけたものなのだが、コロナ禍の影響で今回は一人づつ取り分けたものに。ご飯は目の前の川で獲れたうなぎを使った、素朴なうなぎご飯。
この日から愛媛から高知に入ったので、魚料理はこれまでの鯛からカツオを使ったものが多くなる。アユの塩焼きを美味しく食べていたら、鮎を干して焼いたものを出してもらえた。日本酒に入れて食べた。オーナーは猟師でもあり、冬は猪なども出すとの事。
この日の良さは、この宿の雰囲気と参加者の気分が一致したからで、食事内容の写真だけではうまく伝えることは出来ない。
囲炉裏の間で飲んでいたら、民宿のご主人も一升瓶を持って出てきてて一緒に飲む。昔は夫婦で公務員(何の仕事かは不明)で、この家を建てるのに6000万かかったこと、猟銃の許可を持っていて山で狩りをする事、うなぎの罠のことなどを聞く。既にほろ酔いでご機嫌であまり会話にならなかったが(笑)。
一般民家なのだが、風呂も広くて新しく、客の導線と住民の生活範囲は重ならないようになっているなど、客にとっての居心地の良さを考えた造りになっている。参加した友達が「これまで民宿は苦手で泊まろうと思ったことは無いけど、ここは本当に良かった」と話していて嬉しい。
川海老やうなぎの罠を仕掛けたり泳いだりしたかったが、前日の豪雨で今回は出来ず。夜は花火。今度は子供を連れてきたい。居ないけど。
DATA【民宿こんぴら】
高知県四万十市西土佐西ヶ方1100
宿泊日:2020/7/25
1泊2食6500円
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