【民宿糸数】沖縄人のもてなし/久米島

久米島には港近くと、イーフビーチ周辺に多くの民宿が有る。”はての浜”に近いイーフビーチ近くに泊まる人が多いが、今回は翌朝の船で帰ることも有り港近くの具志川村の民宿に泊まることにした。
交通の便が良い場所なので周囲にはホテル・民宿が数軒有るのだが、紹介ページで異彩を放っていた「糸数」に泊まることにした。

1泊2食で3500円、この値段なのに食事は充実していて、気に入られたら(?)ビールや泡盛が飲み放題。運が良ければイセエビまで出るという。これは非常に(気に入られるかどうか)気になったので泊まってみた。

10月の平日ということも有り、宿泊客は自分ひとりかと思ったら長期滞在と言うより住み着いている人が居ると言う。この人は食事無しの素泊まりで、姿を見かけることは無かった。

一日前までは大阪から来た修学旅行の高校生が泊まっていたと言う。もちろんここだけで収容できる人数ではなく、島中のホテル・民宿に別れて泊まる。滞在中は観光だけでなく、島の一般家庭で一日過ごすのだが、これが都会の高校生に大人気との事。最初は嫌がっていた高校生も帰りには名残惜しくなり泣く子も居るという人気プログラムのようだ。

夕食は19時から。自分と宿のオーナーとおばあの3人で食卓を囲む。非常にリラックスした雰囲気。食事は作りたて、写真では家庭料理っぽいということしか伝わらないが、美味しいものだった。イセエビは出なかったが、泡盛は飲み放題だった(笑)。

民宿糸数の夕食
民宿糸数の朝食

翌朝は船が出る時間に港まで車で送ってもらった。歩くと10分くらいはかかるので助かる。港では大阪に帰る修学旅行の高校生で一杯だったのだが、彼の顔をみてみんなが手を振っていた。久米島での3日間が楽しかったのだろう。素朴なふれあいの有る離島での暮らしを味わうのならば民宿での滞在は良いと思う。

NAKANISHI KEIICHI

旅が好き

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