[せの川]江戸時代の捕鯨漁師家/的山
平戸沖の離島、的山大島の神浦の集落に有るゲストハウス。神浦は江戸時代の漁師集落の趣が今も残っていて、文化庁の重要伝統建築物保存地区指定を受けている。その江戸時代に建てられた古民家をリノベしたのがこの宿。キッチン、バストイレは共用だがドミトリーではなく、個室(6畳2部屋)で4000円。水回りは最新のもので快適。
平戸からのフェリーが着くのは離れている別の集落なのだが、船の時刻に合わせてコミュニティバスが有る。所要30分ほどで100円。歩いて周るにはかなり大きな島で、坂も有るのでこのバスを使うと良い。自転車は坂道がかなりきつい。
オーナーは向かいの建物に住む理容師さん。事前に申込すれば食事も付けられるようだが「島の物価は高くて満足できるもの売ってないし、平戸で買って来た方が良い」とのこと。滞在中は「この古民家で自由にやって」みたいな感じ。
自分で釣った魚を料理して食べるのが一番の贅沢なのだろうが、自分は夕方に着いて翌日出発する短い滞在。平戸のスーパーで買って来た肉などを焼いて男の食卓。
夜は当然静かなのだが、この夜はオリンピックの開会式。前投稿の充電コードを島の人に返しに行く為に21時頃に集落を歩いていると、何軒かの灯りの点いた家々からテレビの音が漏れ聴こえてくる。
“ゲストハウス”だが、宿泊客同士の交流する機会は少ないと思う。連休なのでこの日は自分以外に客が2人居たが、普段はあまり居ないと思う。的山大島はかなり不便なところなので…
逆にワーケーションには良い環境かもしれない。
店舗(コープ)は有るが、品ぞろえも良いとは言えず、日曜日が定休日なので、食材は平戸から忘れずに持って行こう。Aコープとは別に酒屋が神浦の集落にも有るので、飲み物は持って行く必要は無い。
ゲストハウス せの川
859-5801長崎県平戸市大島村神浦216
個室素泊4000円
(情報は宿泊時のものです)