直前にキャンセルが出たとの事で予約が取れた宿。実はこの日は離島に行く予定だったのだが、コロナを理由に宿泊(&訪島)を断られた。出発直前(1週間前)で夏の連休の真ん中の日という事で予約ができるところを探すのは大変だったが、逆に団体予約のキャンセルが出たというこの宿が見つかった。
東京からだが大丈夫かと言う問いにも「それはすごいですね、まぁ良いでしょ」という女将さんの鶴の一声で、この宿に決まった。
結果として満足。このあたりでは有名な宿らしい。一番安い(と言うか料金一覧にも載っていない)、1泊2食8500円で十分満足できた。料理の味も、挨拶や料理の説明に来るご主人の応対も良い。建物は飾り気の無い、昭和の大きな民家。
食事は何だか賑々しい宴会場。
突き出しに、うちわ海老を茹でたものを1匹。
安い食材で満足させる術を知っている
格安コースなのでそこまで期待していなかったし、実際高価な魚は全く入っていないのだが。イサキの刺身も良い。皮を炙っているのと、刺身と。
これをあてに日本酒で…ではなくごはんのおかずに。
美味しさに歓声が上がる。
夕方から雨は降りだし、夜半には大雨洪水警報が発令、豪雨に。深夜まで座敷で飲み続ける。翌朝には晴れ間もでた。早朝に一人で散歩しようとした時、「停電にならんでよかった、停電になったらいけすの魚が死んでしまうしな」と、新聞を取りに玄関に出た女将さんが言っていた。
以前、加計呂麻島でもみた巨大海老
【大下民宿】
愛媛県南宇和郡愛南町中泊375
宿泊日:2020年7月22日
価格:(民宿コース)1泊2食8500円
宿に直接電話予約