「アメリカ弱者革命」 堤未果

「アメリカ弱者革命」堤未果新潮文庫 野村證券に勤務中に911テロに遭遇、以後ジャーナリストに転した著者の、アメリカ取材記録エッセー。大統領選挙の機械投票に異を唱える人、イラク帰還兵、アメリカ軍のリクルーターなどを取材する 続きを読む 「アメリカ弱者革命」 堤未果

「朝日新聞記者が書いたアメリカ人」

「朝日新聞記者が書いたアメリカ人『アホ・マヌケ』論」近藤康太郎2004年7月20日 講談社新書 朝日新聞社記者っぽくない朝日新聞記者が書いたアメリカ滞在記。だがやはりどこか朝日新聞記者っぽい(笑)。911事件・イラク戦争 続きを読む 「朝日新聞記者が書いたアメリカ人」

「成功者の告白」神田昌典

「成功者の告白」~5年間の起業ノウハウを3時間で学べる物語~神田昌典/著2004年1月26日講談社 起業の仕方を解説するマニュアル本(←面白くない)は多いが、起業後の具体的なアドバイスを 書いた本は少ない。業種によってア 続きを読む 「成功者の告白」神田昌典

「上海東亜同文書院 風雲録」西所正道

「上海東亜同文書院」風雲録―日中共存を追い続けた5000人のエリートたち西所正道2001年6月角川書店

「添乗員騒動記」岡崎大五

「添乗員騒動記」 岡崎大五1997年2月25日旅行人 読んでみたかった..のを10年ぶりに思い出した。古本屋で見つけて。

「うちなー賛歌」 外間喜明

辺野古への基地移設がまた話題になっているが、その案が最初に出た数年前に書かれた本。沖縄戦で父などを失くした著者が、自分の沖縄生活を振り返って書いた本。沖縄出身で就職の為に本土に出て現在は神奈川県の高校教師の著者が、就職面 続きを読む 「うちなー賛歌」 外間喜明

「戦場特派員」 橋田信介

「戦場特派員」 橋田信介2001年12月20日実業之日本社

「マスード」 長倉洋海

「マスード」 長倉洋海2001年11月 河出書房新社 アフガニスタンの英雄マスード将軍。カブールの豊かな家で育ったが、ソ連の侵攻に伴い武装勢力を率いて山に篭りソ連と戦う。誰とでも気さくに接し、日本を含め海外にファンも多か 続きを読む 「マスード」 長倉洋海

「炎熱商人」 深田祐介

「炎熱商人」 深田祐介文芸春秋 昭和57年5月30日刊 総合商社の在フィリピン支社に出向することになた木材商社の社員を中心に、フィリピンと日本との関係を描く。個性的な(ステレオタイプで没個性的とも言えるのだが)日本人とフ 続きを読む 「炎熱商人」 深田祐介

「帰らなかった日本兵」長洋弘

「帰らなかった日本兵」 長洋弘 太平洋戦争後も、インドネシアに残留、日本に帰らなかった(帰れなかった)日本人のその後を追うルポ。幸せに過ごす人、どう見ても幸せとは言い難い人。波乱万丈の人たちの戦後を追う。この本が書かれた 続きを読む 「帰らなかった日本兵」長洋弘

「八重山共和国」枡田武宗

八重山共和国 枡田武宗 筑摩書房(1990)敗戦後日本軍が崩壊し、アメリカ軍も居らず政治空白地域になった八重山地方(石垣、宮古など)。治安が悪化した中で地元インテリがとった行動とは。沖縄本島などの記録は多いが、戦渦も少な 続きを読む 「八重山共和国」枡田武宗

ソマリアレポート 国連職員の暮らした不思議の国

ソマリア・レポート 国連職員の暮らした不思議の国小山久美子 丸善ブックス(1994)イラク以上にもうわけが分からなくなってしまったソマリア。現在はこの本が書かれていた頃よりもひどくなっている(そうなることも書かれている) 続きを読む ソマリアレポート 国連職員の暮らした不思議の国

「照準のなかのソ連兵」田中光四郎

「 照準のなかのソ連兵―日本人ゲリラ、アフガンに死す」田中光四郎ジャプラン出版1987年6月1日

「脱出記 The Long Walk」Sławomir Rawicz

「脱出記 ~The Long Walk~」スラヴォミール・ラウイッツ 著海津雅彦 翻訳2005年9月10日株式会社ソニーマガジンズ 941年ポーランド陸軍騎兵隊中尉だった筆者は、突然ソ連にスパイ容疑で逮捕され、そのままシ 続きを読む 「脱出記 The Long Walk」Sławomir Rawicz

「ベルリン飛行指令」 佐々木譲

「択捉遥かなり」の佐々木譲のメジャーデビュー?作。フィクションなのだが、全くそうは思わせない時代考証。本当にそんなことが有ったのかもと思わせるすばらしい内容。太平洋戦争時の雰囲気もよく出ている。視野の狭い軍事マニア向けで 続きを読む 「ベルリン飛行指令」 佐々木譲

「もの食う人びと」 辺見庸

「もの食う人びと」 辺見庸1994/6/8、共同通信社東西対立が消えたが混沌とする世界。「食う」ことを通じて見る世界の人々。 バングラデシュ、ミンダナオ、ユーゴ、ソマリア、チェルノブイリ、ウラジオストック、韓国などで、そ 続きを読む 「もの食う人びと」 辺見庸