【同志少女よ敵を撃て】逢坂冬馬

貰った本なので感想書かなくてはと思いつつ時間は流れ…。 本屋大賞をとったのは知っていたが、ライトノベル感が有って(だってこの表紙も…)自分で買う事は無かったのだが気にはなっていた。 序盤はやはり戦記物ライトノベルのような 続きを読む 【同志少女よ敵を撃て】逢坂冬馬

「日本国最後の帰還兵」深谷 敏雄

日本国最後の帰還兵 深谷義治とその家族深谷 敏雄2014/12/15集英社

「天皇の密使」 丹羽昌一

天皇の密使丹羽昌一 メキシコ革命(1914年)のことを知らずに読んでも楽しめる。元外交官が書いたミステリー&アドベンチャー&外交裏事情小説(?)。題材となる日本人外交官が実在したようで、どんなものなのか面白い。国家間では 続きを読む 「天皇の密使」 丹羽昌一

「ナツコ 沖縄密貿易の女王」 奥野修司

「ナツコ 沖縄密貿易の女王」奥野修司2005年4月 文芸春秋2007年10月文春文庫太平洋戦争後の混乱時、アメリカ統治下だった沖縄。最西端の与那国島は、台湾との密貿易で栄えていた。戦争の被害が大きく物資が不足していた沖縄 続きを読む 「ナツコ 沖縄密貿易の女王」 奥野修司

「密航・命がけの進学」芝慶輔

「 密航・命がけの進学― アメリカ軍政下の奄美から北緯30度の波涛を越えて」芝慶輔/他五月書房 昭和20年8月、敗戦後に沖縄はアメリカに占領された。その半年後に奄美とトカラ列島も日本領でなくなったのはあまり知られていない 続きを読む 「密航・命がけの進学」芝慶輔

「帰還せず-残留日本兵60年目の証言」

残留日本兵60年目の証言青沼陽一郎新潮社2006年7月30日

「ナチスから逃れたユダヤ人少女の上海日記」

ナチスから逃れたユダヤ人少女の上海日記ウルスラ・ベーコン/著和田まゆ子/訳祥伝社/2007年11月18日 ドイツで裕福な暮らしを送るユダヤ人一家。著者の父親がある日突然警察に連行された事から話が始る。 国外に行く事を条件 続きを読む 「ナチスから逃れたユダヤ人少女の上海日記」

「上海東亜同文書院 風雲録」西所正道

「上海東亜同文書院」風雲録―日中共存を追い続けた5000人のエリートたち西所正道2001年6月角川書店

「戦場特派員」 橋田信介

「戦場特派員」 橋田信介2001年12月20日実業之日本社

「マスード」 長倉洋海

「マスード」 長倉洋海2001年11月 河出書房新社 アフガニスタンの英雄マスード将軍。カブールの豊かな家で育ったが、ソ連の侵攻に伴い武装勢力を率いて山に篭りソ連と戦う。誰とでも気さくに接し、日本を含め海外にファンも多か 続きを読む 「マスード」 長倉洋海

「八重山共和国」枡田武宗

八重山共和国 枡田武宗 筑摩書房(1990)敗戦後日本軍が崩壊し、アメリカ軍も居らず政治空白地域になった八重山地方(石垣、宮古など)。治安が悪化した中で地元インテリがとった行動とは。沖縄本島などの記録は多いが、戦渦も少な 続きを読む 「八重山共和国」枡田武宗

「脱出記 The Long Walk」Sławomir Rawicz

「脱出記 ~The Long Walk~」スラヴォミール・ラウイッツ 著海津雅彦 翻訳2005年9月10日株式会社ソニーマガジンズ 941年ポーランド陸軍騎兵隊中尉だった筆者は、突然ソ連にスパイ容疑で逮捕され、そのままシ 続きを読む 「脱出記 The Long Walk」Sławomir Rawicz

「ベルリン飛行指令」 佐々木譲

「択捉遥かなり」の佐々木譲のメジャーデビュー?作。フィクションなのだが、全くそうは思わせない時代考証。本当にそんなことが有ったのかもと思わせるすばらしい内容。太平洋戦争時の雰囲気もよく出ている。視野の狭い軍事マニア向けで 続きを読む 「ベルリン飛行指令」 佐々木譲

「もの食う人びと」 辺見庸

「もの食う人びと」 辺見庸1994/6/8、共同通信社東西対立が消えたが混沌とする世界。「食う」ことを通じて見る世界の人々。 バングラデシュ、ミンダナオ、ユーゴ、ソマリア、チェルノブイリ、ウラジオストック、韓国などで、そ 続きを読む 「もの食う人びと」 辺見庸